爆発から流出停止までの約3か月にわたって全世界が注視した[メキシコ湾原油流出事故]を描く本作。メキシコ湾沖の石油掘削施設が、海底油田より逆流してきた天然ガスの引火により大爆発を起こし、施設だけでなく海上一面が火の海と化したがこの事故は、世界最大級の“人災“でもあった―。監督はリアルなアクション描写に定評のあるピーター・バーグ。主演はマーク・ウォールバーグ、共演にカート・ラッセル、ジョン・マルコヴィッチ、ジーナ・ロドリゲス、ディラン・オブライエン、ケイト・ハドソンが名を連ねる。
今回、劇中でベテラン俳優と肩を並べる活躍を見せる2人の若手俳優に迫る特別動画が解禁された。1人は、管制室で事故に遭遇する女性作業員アンドレアを演じたジーナ・ロドリゲス。2015年にTVシリーズ「ジェーン・ザ・ヴァージン」でゴールデン・グローブ賞を受賞、ラテン系アメリカ人に対する支援活動でも知られる行動派の女優だ。そして、もう1人が全世界で大ヒットした『メイズ・ランナー』シリーズで大ブレイク、本作で披露する身体を張った演技は、俳優としての新境地と絶賛されるディラン・オブライエンだ。
ピーター・バーグ監督は「ジーナとディランは意欲的な若手俳優だ。貪欲に吸収し、色々違ったことを試し、プレッシャーも厭わない」と2人のアグレッシブな姿勢を高く評価している。主演のマーク・ウォールバークは「ディランは闘志があって、監督と僕のやり方に飛び込んできた」と語る。ディランは、泥とオイルにまみれて奇跡の生還を果たした作業員を演じているが、そのイケメンが台無しにされてしまう演出について監督は「私は彼にひどいことをした。顔を泥水まみれにして、彼だと分からない」と振り返りながらも「それが現実だ」とリアリティを最優先する演出に徹したという。自身の役のモデルとなった実在の人物ケイレブと面会したディランは「ケイレブと会って、彼はすぐに僕のヒーローになった。彼はまず直感的に全員を現場から出そうと思う。まさにヒーローだ」と献身的に事故と対峙した等身大のヒーローを讃えている。
ジーナ・ロドリゲスが演じたのは男社会の業界で、ストレスの大きい仕事をしていた22歳の女性アンドレア。プロデューサーのマーク・ヴァーラディアンは「彼女の演技は素晴らしい。すべてが揃っている」と絶賛する。ジーナは、「この役を引き受けた瞬間から使命感があった。彼女を正しく演じられていたらと願う」と並々ならぬ意気込みで役を演じ切った。勇気ある行動を貫いた女性を熱演したジーナ、仲間のために尽くす作業員になりきったディラン。ハリウッドが注目する2人の若き俳優の熱演をスクリーンで確認しよう。
映画『バーニング・オーシャン』は2017年4月21日(金)より全国で公開!
監督:ピーター・バーグ
出演:マーク・ウォールバーグ、カート・ラッセル、ジョン・マルコヴィッチ、ジーナ・ロドリゲス、ディラン・オブライエン、ケイト・ハドソン
配給:KADOKAWA
2016年/アメリカ/107分
Photo credit David Lee
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