トロント国際映画祭ミッドナイト・マッドネス部門で、最高賞の“観客賞”を受賞。マーティン・スコセッシ製作総指揮×ベン・ウィートリー監督がギャングと狂気をテーマに描いた本作。交渉がこじれたことから壮絶な銃撃戦が巻き起こる。全員瀕死の発狂状態の中で、最後まで生き残るヤツは―?さらに本作は豪華キャスト陣が怪演するクセ者っぷりにも注目が集まる。主演をブリー・ラーソン、アーミー・ハマー、シャールト・コプリー、キリアン・マーフィ、ジャック・レイナーなど映画ファンには堪らない豪華キャストが集結している。
今回、本作の強烈でアクの強いクセ者ギャングの中、ひときわ目を引く紅一点の女ギャングに扮するオスカー女優ブリー・ラーソンの特別インタビュー映像が解禁された。「登場人物の中で一番ミステリアスで魅力的な役柄」と語る彼女は本作の出演にあたり「ベン(・ウィートリー監督)と会って本作の話をした時に共感できるところが多いと感じました。何が映画をおもしろくさせるか、アートとは何か、どこで生まれるのか。こんなにクールな作品に参加できるなんて」と監督と意気投合した様子を見せている。さらに初めて脚本を読んだときは、ワンシチュエーションで登場人物も多く混乱したというが「読み重ねていくと次第に典型的なガン・アクションではないなと感じ始めました。登場人物みんなが自分の心の声に耳を傾けながら主導権を握ろうと必死にバトルを繰り広げているのではないかと(思い)、とても興味深い脚本だと思いました」と語っている。
現場の様子については「常に誰かの歌声やギターの音色が鳴り響き、現場には卓球台もある」と語り「まるで自分たちの村みたいでとっても楽しい」と笑顔を見せる。本作の見どころについては「この作品には特にユーモアや人間らしさが詰め込まれています。いい映画は面白いだけではなく、観終わった後に考えさせられます。この映画もそう」と単なる銃撃戦だけではなく、奥が深い作品であると本作をアピールしている。
映画『フリー・ファイヤー』は2017年4月29日(土)より全国で公開!
製作総指揮:マーティン・スコセッシ
監督:ベン・ウィートリー
出演:ブリー・ラーソン、シャールト・コプリー、キリアン・マーフィ、アーミー・ハマー、ジャック・レイナー、サム・ライリー
配給:REGENTS
2016年/イギリス、フランス/90分
© Rook Films Freefire Ltd/The British Film Institute/Channel Four Television Corporation 2016/Photo:Kerry Brown