『ミッドナイト・イン・パリ』(2011)で真夜中のパリに魔法をかけたウディ・アレン監督の最新作は、観る者を黄金時代のハリウッドへと誘うロマンティック・コメディ。世間知らずの主人公ボビー(ジェシー・アイゼンバーグ)と彼からの求愛に迷うヴェロニカ(クリステン・スチュワート)、そしてボビーの前に現れるもうひとりの美女ヴェロニカ(ブレイク・ライブリー)の3人が織りなす恋を通して、誰もが共感できる“人生の選択”というテーマを探求。ハリウッドに酔いしれて、ニューヨークに恋をするスウィートでちょっぴりビターな大人のおとぎ話が誕生した。
今回、本作のファッションチェックの一部を特別デザインにて解禁。全女性必見のファッションチェックを「ヒロインの“ふたりのヴェロニカ”が見所よ!すべての女性の中に、違ったタイプのふたりのヴェロニカが共存している気がするわ」という植松晃士のコメントとともに紹介する。
シャネルのドレスを纏ったヴェロニカ(クリステン・スチュワート)
当時のハリウッド女優はフランスのファッションに憧れを持った時代だったの。デコルテが大胆に開いているのに品が良いのは、カットや曲線のおかげ。シャネルのエレガンスが出ているわね。
パーティシーンの“もうひとり”のヴェロニカ(ブレイク・ライブリー)
1930年代を象徴するアクセサリーづかい、フェザーのヘッドドレス!羽やジュエリーで女性らしさを盛っていて、この時代っぽいわ。
カンヌ国際映画祭でのレッドカーペット(4人のショット)
私もカンヌ映画祭に行ったことがあるけど、日中のレッドカーペットのイメージ。クリステンの透け感のあるロングスリーブは最近のトレンドで、太陽の降り注ぐレッドカーペットではこのようなクラシカルな雰囲気のドレスも素敵ね。ブレイクは金髪をユル巻きにして、シャープなドレスにマッチしているわ。
ヴェロニカのカチューシャ(クリステン・スチュワート)
コットンのブラウスにお袖のディティールは、リボンで肌見せ!女性らしいきちんと感があるわね。お嬢さんたち、攻めの時はおリボンよ。女性にとってのおリボンはパワーアイテムよ。“攻めの時はおリボン効果”で!大人のリボンづかいには、年齢制限はありません。え?リボンの数はいくつがいいか?それは、人それぞれだもの。数は定められません。“お顔に相談あれ(笑)”
映画『カフェ・ソサエティ』は2017年5月5日(金・祝)よりTOHOシネマズ みゆき座ほか全国で公開!
監督・脚本:ウディ・アレン
出演:ジェシー・アイゼンバーグ、クリステン・スチュワート、ブレイク・ライブリー、スティーヴ・カレル、パーカー・ポージー
配給:ロングライド
2016年/アメリカ/96分
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