『グレートウォール』の公開直前イベントが4月13日（木）に都内で行われ、メイプル超合金のカズレーザー＆安藤なつ、ダンディ坂野、スギちゃんが登壇した。

メイプル超合金の二人がマット・デイモン演じる主人公ウィリアムとヒロインのリン司令官に扮して応援隊長として駆けつけた本イベント。60年に1度蘇る怪物「饕餮」と戦士たちの戦いが描かれる本作にちなみ、“60年に1度笑いを巻き起こす”と語り継がれている（？）伝説のお笑い芸人、ダンディ坂野とスギちゃんが緑のタイツで饕餮に扮しイベントに乱入し、劇中で描かれる熱い戦いに負けず劣らずヒートアップした戦いを見せた。

壮大なスケール感で描かれる万里の長城が舞台となった本作にちなみ、ボルタリングの壁が用意された会場。マット・デイモン演じる主人公ウィリアムをイメージした金色に輝く鎧に身を包み、真っ赤な弓矢を背負ったカズレーザーと、ヒロインのリン司令官をイメージしブルーがかった銀色の鎧を纏った安藤なつが登場。映画の登場人物に似ている（？）ことから応援隊長に任命された2人だが、マット・デイモンに似ていると言われたカズレーザーは「ほんとですか？今世紀最大のお世辞ですね？」とMCの言葉を疑いながらも喜々としてコメント。安藤なつの衣装ついては「すごく似合っているけど・・・映画の序盤で戦って、途中で諦めて消えていった戦士に似ていますね」とコメント。「そんなキャラクターいなかったでしょ！まあヒロインのリンよりは敵の饕餮っぽいけども！」と安藤なつの突っ込みに会場は笑いに包まれた。

映画の感想についてカズレーザーは「あまりにもリアリティがある映画だからノンフィクションか思いましたよ。最近の中国映画から一新して、立体的なアクションが良かったですね」と壮大なスケール感とアクションに興奮した様子安藤なつも「そうですね！アクションがカッコよくて最高ですけど、ドラマもしっかり作りこまれていましたよね」と戦いを超えて成長する物語部分にも注目してみせた。。

本作の物語の舞台で新世界七不思議に選ばれるほど謎が多い万里の長城にちなみ、コンビの間で謎に感じていることについて聞かれたカズレーザーは「なつさんの謎・・・あんまり食べないのに太っているんですよ。これこそ新世界の七不思議に入れてほしいくらいですね。一般人が持っていない謎の細胞でも入ってるんじゃない？」とコメントし、安藤なつ自身も「なんでこんなに太っているのかわからないです。研究室でも行って調べてもらった方がいい？」と笑いを誘った。一方、安藤なつはカズレーザーについて「ずっと初見から謎ですね・・・。全身赤いのも金髪なのも若いころからですが、理由を聞いても赤が好きだからとしか言わなくて・・・」と明かしつつ「うちら売れてなかったらあんたただのヤバイやつだよ！」と突っ込み笑いを誘った。

実際の万里の長城に足を踏み入れたことがないという二人のために、長城の低い部分と同じ高さほどのボルタリングの壁が用意され、ボルタリングに挑戦することに。やる気になっている二人の前に、劇中で主人公が戦う60年に1度蘇る怪物「饕餮」をイメージし緑のタイツを着用したダンディ坂野とスギちゃんが登場。ダンディ坂野とスギちゃんは「せっかくだからその挑戦、わたしたちがやりたいなぁって・・・」とダンディ坂野が言うと「やらせてくれ、頼む。じゃないと何しに来たかわからない」と懇願するスギちゃん。MCがカウントする中、30秒以内にどちらが早く壁を登りきって豪華賞品をゲットできるか競うが、メイプル超合金の二人が壁の上下でボルタリングの邪魔をする。頂上へ近づくスギちゃんにカズレーザーがスポンジの刀でスギちゃんを攻撃すると「目に入ってる！眼球痛い！」と叫びつつも26秒で登頂。続けて、後攻のダンディ坂野は、細身の体で華麗に身をこなし軽々と移動。スギちゃんよりも少し早い21秒で登頂した。

ボルタリングを終え、戦いに負けたスギちゃんは「昔はなめてましたけど、やっぱりダンディは高い壁でした・・・」と息切れながら語り、勝利したダンディ坂野は「春から長男が幼稚園に入学するので頑張りました！頑張ったよ、長男！」と笑顔を見せた。勝利したダンディ坂野が豪華賞品の中を開けるとそこには“伝説のギャグをこの場で披露できる券”が。まさに劇中で描かれる饕餮のように、60年に一度笑いを巻き起こすと語り継がれている（？）伝説のギャグを披露することになったダンディ坂野は、大勢のマスコミが見守る中で「ダンディ、この前小梅太夫と波田陽区と飲みに行ったんだ。そこで三人でお店でも始めようって話になって・・・一発屋が三人揃って散髪屋、カッツ！」と渾身のネタを披露。カズレーザーさんの鶴の一声でスギちゃんにもネタ披露の機会が与えられ「（デニムジャケットの胸ポケットに手をいれて昆布を取り出し）このポケットの中には出汁を取る昆布が入っているんだぜぇ。突然雨が降ってきたら出汁がでるんだぜぇ。ワイルドだろぉ」とネタを披露。

最後に安藤なつは「派手なアクションもそうですが、映像がものすごく綺麗で興奮すると思うのでぜひ観てください」、カズレーザーは「映画を観る時はおしゃべりして他のひとの迷惑にならないようにね」、スギちゃんは「人がいっぱい出てくるんだぜぇ・・・おもしろいぜぇ・・・」、ダンディ坂野は「劇場でチケットをゲッツしてみてください！」と本作をアピールした。

約1700年、長さ21196.18キロメートルを誇る人類史上最大にして最長の建造物である「万里の長城＜グレートウォール＞」が築かれた“目的”がついに明かされる―。史実とともに数々の伝説も伝えられてきた万里の長城を舞台にした伝説の戦いがアクション超大作として描かれる。本作でメガホンを取るのはアクションに洗練されたビジュアルスタイルを取り入れたことで世界的な称賛を受ける巨匠チャン・イーモウ監督。さらにマット・デイモンが主演を務め、ジン・ティエン、アンディ・ラウなど世界を代表する豪華キャストが集結している。