マーティン・スコセッシ製作総指揮『フリー・ファイヤー』に各界の著名人からコメントが続々と到着している。

トロント国際映画祭ミッドナイト・マッドネス部門で、最高賞の“観客賞”を受賞。マーティン・スコセッシ製作総指揮×ベン・ウィートリー監督がギャングと狂気をテーマに描いた本作。交渉がこじれたことから壮絶な銃撃戦が巻き起こる。全員瀕死の発狂状態の中で、最後まで生き残るヤツは―?さらに本作は豪華キャスト陣が怪演するクセ者っぷりにも注目が集まる。主演をブリー・ラーソン、アーミー・ハマー、シャールト・コプリー、キリアン・マーフィ、ジャック・レイナーなど映画ファンには堪らない豪華キャストが集結している。

日本より一足早く公開された本国イギリスでも興奮の声がSNS上で続々と投稿されている本作。シリーズ最新作『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』のライアン・ジョンソン監督も自身のTwiter(@rianjohnson)で「超最高!クレイジーで完璧なノリ!どうやってこんな映画を作ったんだ!!」と賛辞を贈っている。今回、本作を鑑賞した各界の著名人からコメントが寄せられた。

大友啓史(映画監督)

「映画」というオモチャを手にしたオトナ達が、本気で遊んでいるサマが眼に浮かぶ。快楽ってのはそういうもんだ。誰かが本気で楽しんでいると、それを見るだけでこっちも楽しくなってくる。無数の銃撃音の合間に、腹の底から込み上げてくる笑い。ああ、こういう映画、作りたいよねえ。

みうらじゅん(イラストレーターなど)

大乱闘銃撃のバックに流れるやけに優しいラブソング。肝はジョン・デンバーの歌に有り!涙が出るほど笑った。

松尾スズキ(作家・演出家・俳優)

登場人物全員虫かごに入れて、ずーっと観察して優越感に浸りたい。

坂上忍(俳優)

ヤベェ面白過ぎる!ヤベェクソ面白い!『レザボアドッグス』を超える密室劇は不可能とおもわれたが、可能にしちゃいましたね銃撃戦だけで90分間もたせようなんてこの監督は狂ってる。あっという間の90分間とかよく言ってるけどこの作品を観た後に果たして言えるだろうか?

大川豊(大川興業総裁)

登場人物全員国会で証人喚問だ!銃民主党の銃撃戦だ!

寺門ジモン(芸人)

生き残る為には友情、根性、愛情?この映画を観ると銃弾の数ほどサバイバルヒントがもらえる!

大仁田厚(プロレスラー)

これが史上初の男女混合による銃撃戦ヒューマンバトルロイヤルじゃ!!とにかくグイグイ引き込まれる展開、ユルイようで激しく深い。こんなに人は簡単に銃をぶっ放し、呆気なく傷を負い死に、そして狂っていくんだと、淡々とした中にユーモア溢れる登場人物にリアリティを覚える描写。しかし総じて、マッドネス!こいつら全員狂ってやがる!!

丸山ゴンザレス(犯罪ジャーナリスト)

 
裏社会では交渉の言葉を弾丸に例えることがある。だから、いざとなるとお構いなしにどいつもこいつもぶっ放すのだ!

ジャンクハンター吉田(フリージャーナリスト)

マヌケな悪党たちが小さなことから銃撃戦を繰り広げるバトルロイヤル劇だが、ジワジワくる会話劇も必見!

ギンティ小林(フリーライター)

虫けらたちの身勝手きわまりない私利私欲が銃弾 と共にスパークした結果、 絶妙なハーモニーを奏でてしまい、バイオレンス 映画史上類を見ない傑作 がいま誕生した!

映画『フリー・ファイヤー』は2017年4月29日(土)より全国で公開!
製作総指揮:マーティン・スコセッシ
監督:ベン・ウィートリー
出演:ブリー・ラーソン、シャールト・コプリー、キリアン・マーフィ、アーミー・ハマー、ジャック・レイナー、サム・ライリー
配給:REGENTS
2016年/イギリス、フランス/90分
© Rook Films Freefire Ltd/The British Film Institute/Channel Four Television Corporation 2016/Photo:Kerry Brown