マット・デイモン主演×チャン・イーモウ監督最新作『グレートウォール』の“弓の名手ウィリアムがスゴ技を披露する”本編映像が解禁された。

約1700年、長さ21196.18キロメートルを誇る人類史上最大にして最長の建造物である「万里の長城<グレートウォール>」が築かれた“目的”がついに明かされる―。史実とともに数々の伝説も伝えられてきた万里の長城を舞台にした伝説の戦いがアクション超大作として描かれる。本作でメガホンを取るのはアクションに洗練されたビジュアルスタイルを取り入れたことで世界的な称賛を受ける巨匠チャン・イーモウ監督。さらにマット・デイモンが主演を務め、ジン・ティエン、アンディ・ラウなど世界を代表する豪華キャストが集結している。

今回、弓の名手ウィリアムを演じるマット・デイモンが“プロ直伝の弓技を華麗にキメる”本編映像が解禁された。伝説の怪物・饕餮と長城を守る禁軍の戦いに巻き込まれることになってしまったウィリアムと相棒のトバールが、大勢の兵士たちが集うグレート・ホールで弓技を披露しようと準備をしている本映像。互いに高さや立ち位置などを確認し背中合わせになると、トバールの「アミーゴ」という一言でウィリアムがカウントを始める。3つめのカウントを数え終えたウィリアムがトバールに「投げろ」と指示。トバールがお椀を宙に放り投げると、ウィリアムは振り返って狙いを定め、片手に持っていた3本の矢を素早く発射。1本目の矢が惜しくもお椀をかすめたかと思いきや、その後2本の矢が御椀を逃がさんばかりに追いかけ、柱にぶつかったお椀を支えるように絶妙な位置に命中!兵士たちからは拍手と大きな歓声が上がり、各司令官らも圧倒された様子。1本目の矢がお椀をかすめることさえ計算にいれて的を狙い射るウィリアムの弓技術に驚愕すること間違いなしの映像に仕上がっている。

弓の名手ウィリアムを演じたマットのサポート役として抜擢されたのは弓馬術の世界記録保持者のラヨシュ・カッシャイ。WETAのベテランスタッフであり、本作で兵器と甲冑の監修を務め『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズや『ナルニア国物語』シリーズにも参加した経験のあるジョー・ダンクリーは、ラヨシュに白羽の矢を立てた理由として「ラヨシュの持つユニークな弓の技術をウィリアムのキャラクターに採用したかった。そのうちのひとつは、矢を弓を引くのと同じ手で持つという技術だ。複数の矢と弓を一緒に左手に持てば、早いスピードで立て続けに矢を放てる」と明かし、本映像についても「映画のシーンで、ウィリアムは複数の矢を弓を引く手に持って連続で放ち、その能力を見せるのさ」と言及している。マットはラヨシュとの撮影について「ウィリアムをいろんな方法で矢を放てる兵士にしたかったから、ラヨシュにはたくさんの射撃方法を教えてもらった。3本の矢を片手に持って弓の右側から放つ方法や、弓手に矢を持ってそのまま放つ方法なんかをね。ラヨシュからはアーチェリーの技術以上のことを教わった。彼と一緒にいるうちに、彼の中にある冷静さや安定性に気づくんだ。彼が精神統一している様子は役作りの上で大きな参考になったよ」とラヨシュが役作りにまで影響する存在であったことを明かしている。

映画『グレートウォール』は2017年4月14日(金)より全国で公開!
監督:チャン・イーモウ
出演:マット・デイモン、ペドロ・パスカル、ウィレム・デフォー、ジン・ティエン、アンディ・ラウ
配給:東宝東和
© Universal Pictures