人気アクションシリーズ最新作『ワイルド・スピード ICE BREAK』の“白熱のキューバ・マイル・レース”の本編映像が解禁された。

前作『ワイルド・スピード SKY MISSION』が熱狂と感動の渦に巻き込み全世界興収約1500億円を記録。これまでのシリーズを打ち壊す(BREAK)ほどの新展開やサプライズが待ち受ける本作は、ヴィン・ディーゼル、ドウェイン・ジョンソン、ジェイソン・ステイサムといったシリーズお馴染みの豪華キャストが再集結し、さらにシャーリーズ・セロン、ヘレン・ミレン、スコット・イーストウッドらが参加。アイスランド、ニューヨーク、そしてキューバでの撮影など史上最大のスケールで物語が展開する。

今回、白熱のゼロヨンに興奮が収まらない“キューバ・マイル・レース”シーンの本編映像が解禁された。借金返済トラブルで車を奪われたそうになった従妹を助けるべく、キューバの中で一番の走り屋とゼロヨン(=クオーター・マイル・レース)を行うことになったドミニク(ヴィン・ディーゼル)。従妹のオンボロ車でありながらも接戦を繰り広げるドミニクですが、卑怯にもキューバの走り屋はドミニクの車にバイクを当て、走行を阻止しようと企む。見事にバイクはヒットしオンボロ車は大ダメージをくらうが、ドミニクは次の一手を打つ―。その一手とは、キューバ産のニトロ(瞬間的に馬力を上げる為の噴射システム)の噴射。しかし、走り屋との距離は近づいたものの、水温が上がってしまったせいで車内は大炎上!フロントガラスは割れて飛び散り、ドミニクは絶体絶命のピンチを迎える。しかし、ここでさらに次の一手を打つドミニク。それは、なんとバック運転。果たして、ドミニクはレースに勝ち、従妹の名誉を守ってやることはできるのか?

シリーズのファンにとってはお馴染みのゼロヨン。これまでに国境を超え様々な場所でレースを行ってきたが、今回の舞台はキューバ。ハリウッドの大作映画はおろか、アメリカ映画がキューバで撮影されたことはなかったということで、1963年にアメリカがキューバに禁輸措置を課して以来、ユニバーサル・ピクチャーズ作品としても初めての撮影地となった。F・ゲイリー・グレイ監督は「今回は新しいレースを取り入れようと思い、キューバ・マイルが誕生した。鋭角なターンが多い極めて危険なコースだ。ハバナ市街をノンストップで走り抜ける。とにかくクレイジーで、このレースシーンにより作品のテンションを上げたかった」と明かす。また、長年ドミニクを演じるヴィン・ディーゼルは、現地の人々の人柄や美しく謙虚な豊かな文化と歴史を体現したキューバの魅力に魅了されたようで「オープニングでキューバ魂を描きたかった。本作を見れば、シリーズからのキューバへのラブレターであることが分かるはずだ」と語る。一方でシリーズが続いていくこと中での苦労もあったようで「キャラクターたちは進化を遂げてきて『ワイルド・スピード』の世界でレースをする理由を探すのが難しいステイタスに行き着いていた。だからこのレース(キューバ・マイル・レース)を可能にしたアイデアはすばらしいものだ。だから名誉のためにレースをするというアイデアはクールだし、第1作の原点に立ち返るものだ」とも明かしている。

映画『ワイルド・スピード ICE BREAK』は2017年4月28日(金)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国で公開!
監督:F・ゲイリー・グレイ
出演:ヴィン・ディーゼル、ドウェイン・ジョンソン、ジェイソン・ステイサム、ミシェル・ロドリゲス、シャーリーズ・セロン、スコット・イーストウッド、カート・ラッセル、ヘレン・ミレン
配給:東宝東和
(C)Universal Pictures