中西茂樹、那須晃行、落合モトキ、松井玲奈、前野朋哉、角田晃広、飯塚健監督

『笑う招き猫』の完成披露上映会が2017年4月18日に新宿武蔵野館で行われ、飯塚健監督、主演・松井玲奈、落合モトキ、前野朋哉、角田晃広、なすなかにしが登壇した。

まずはMCとして、劇中で主人公2人の先輩芸人「きんぴら」を演じたお笑いコンビ”なすなかにし”が登場。2種の劇場割引キャンペーンを告知した。

・女性コンビ割引
女性二人組の方はペアで2600円。主人公の”アカコとヒトミ”にちなんだ設定。年齢や関係性不問。

・タレント割引
芸能事務所に所属もしくは芸能界を目指している方は1人1300円。芸能界の荒波の中邁進するアカコとヒトミにちなんで。

※いずれの割引も窓口の購入時に自己申告制。購入後の割引は不可。

そして、なすなかにしの呼び込みで松井らキャストが登場すると会場は歓声に包まれた。監督からの挨拶では、「誰1人欠けることなくこの日を迎えられてよかった」と皮肉で笑いを誘う場面もあった。漫才をテーマにした映画らしく、キャスト陣による大喜利が行われた。

大喜利で使用された写真

松井は「見て見て、なすなかにしがスベってるよ」とイジりを飛ばし、アットホームな現場を想像させた。一方東京03角田は「富美加ちゃん、元気そうだね」とギリギリのラインを攻める回答。漫才経験を活かした名回答を見せた松井であったが、監督に罰ゲーム使命を受け、角田からのハリセンを受けることに。そしてアットホームな雰囲気の中イベントは幕を閉じた。

清水富美加と松井玲奈が漫才コンビに初挑戦した青春映画である本作。原作は山本幸久による女漫才師を描く友情物語の傑作「笑う招き猫」。若手漫才コンビ「アカコとヒトミ」がお笑いの世界で奮闘し、挫折しながらも固く結ばれた女の友情のもと夢を追いかける。27歳、素直になれない女のちょっと遅めの青春ドラマに仕上がっている。

【取材・文・写真/坂東樹】

松井玲奈

落合モトキ

落合モトキ、前野朋哉、中西茂樹、那須晃行、松井玲奈、角田晃広、飯塚健監督


映画『笑う招き猫』は2017年4月29日(土・祝)より新宿武蔵野館ほか全国で公開!
監督・脚本・編集:飯塚健
原作:山本幸久「笑う招き猫」(集英社文庫刊)
出演:清水富美加、松井玲奈、落合モトキ、荒井敦史、浜野謙太、前野朋哉、稲葉友/角田晃広(東京03)、戸田恵子
配給:DLE
©山本幸久/集英社・「笑う招き猫」製作委員会