「月刊アフタヌーン」(講談社刊)で連載され、その圧倒的な画力と斬新な殺陣描写により「時代劇」というジャンルを超えたと話題を呼んだ本作。木村が演じるのは、不死身の体を持つ剣士・万次。「面倒くせぇ」が口癖だが、頼りがいのある男が引き受けたのは、“最初で最後”の少女の用心棒だった。海外の映画祭でも高く評価されている三池崇史監督がメガホンを取る。主題歌はMIYAVIが担当する。
4月29日(土・祝)に全国で公開された本作。初日の舞台挨拶は全国70スクリーンでライブビューイングされるなど、全国で盛り上がっている。そして今回、既に正式上映されることが決定していた第70回カンヌ国際映画祭での上映日が5月18日(木)22:30~[現地時間]に決定した。本作が上映されるのは、アウト オブ コンペティション部門(特別招待作品)の4作品のうちの1本。上映前のレッドカーペットや公式会見などに三池崇史監督、木村拓哉、杉咲花の3名が参加することが決定している。
また、今回アメリカ、オーストラリア、ドイツの3か国で配給されることが正式に決定した。今後さらなる上映国の拡大に向けて、カンヌで本格的なセールスがスタートする。木村拓哉の主演作が本格的に海外配給されるのは『武士の一分』(2006)以来となる。同作は2008年にロサンゼルス、シカゴなどで上映された。また、プロデューサーには『戦場のメリークリスマス』『ラストエンペラー』などを数々の傑作を手掛け、世界的な評価を受けた『十三人の刺客』『一命』で三池崇史監督タッグを組んだジェレミー・トーマスが参加し、海外セールスも担当しており、本作及び三池監督について「木村さんは非常に才能がある方。そして三池監督は日本映画が誇る才能だ。三池監督と木村さんとのタッグは完璧なコンビネーション。この作品で木村さんは、世界中の目に止まるだろう。彼は世界的に認知されるべき資質をたくさん持っている。世界中の人を興奮させ、心を打つに違いない」と評価をしている。
多くの国に本作が届くことが期待される。
映画『無限の住人』は全国で公開中!
監督:三池崇史
原作: 沙村広明「無限の住人」(講談社『アフタヌーン』所載)
出演:木村拓哉、杉咲花、福士蒼汰、市原隼人、戸田恵梨香、北村一輝、栗山千明、満島真之介、金子賢、山本陽子、市川海老蔵、田中泯/山﨑努
配給:ワーナー・ブラザース映画
©沙村広明/講談社 ©2017映画「無限の住人」製作委員会