最高の友情を手にした女たちによる人生賛歌『La Pazza Gioia(原題)』が『歓びのトスカーナ』の邦題で7月上旬より全国で順次公開されることが決定した。
イタリア映画界の名匠パオロ・ヴィルズィ監督が、『人間の値打ち』に続いてヴァレリア・ブルー二・テデスキとタッグを組んだ本作。トスカーナにある精神を病んだ人々が集う診療施設から抜け出した正反対の二人が、一緒に旅を続ける中で、いつしかかけがえのない絆で結ばれていく。イタリア版アカデミー賞とも呼ばれるダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞で最多17部門ノミネート、5部門(作品賞、監督賞、主演女優賞、ヘアスタイリスト賞、美術賞)受賞の栄誉に輝いた。また、第69回カンヌ国際映画祭監督週間の正式出品作品に選出など世界中で話題を呼んでいる。
今回解禁された予告編では、さまざまな理由から診療施設で暮らす人々の姿が映し出されていく。おしゃべりで陽気なベアトリーチェ(ヴァレリア・ブルーニ・テデスキ)の前に、新入りのドナテッラ(ミカエラ・ラマッツォッティ)がやってくる。全身タトゥーだらけの上、自分の殻に閉じこもろうとするドナテッラに興味を抱き、彼女の過去の“秘密”に感付いたベアトリーチェは、ある日隙をつき二人きりの脱走をはかるのだった。行く先も決めずバスに乗り込み、時に車を盗んで逃げだしたりと、いきあたりばったりの冒険を楽しむ二人はまるで少女のよう。やがて明らかになっていく過去のトラウマや家族との断絶―。逃避行の旅路の中で叶えたかったそれぞれの夢とは?ヴァレリア・ブルーニ・テデスキ×ミカエラ・ラマッツォッティの名演が光り、人生の哀しさと愛おしさを包み込んだ色彩豊かな映像に仕上がっている。
物語の舞台は、光が降り注ぎ、風が抜け、緑あふれるトスカーナにある精神を病んだ人々が集う診療施設。虚言と妄想癖で周囲を振り回してばかりのベアトリーチェ(ヴァレリア・ブルーニ・テデスキ)、そして過去の出来事から自分を傷つけてばかりのドナテッラ(ミカエラ・ラマッツォッティ)。ひょんなことから施設を抜け出した正反対の二人は、一緒に旅を続ける中、いつしか掛け替えのない絆で結ばれていく―。
映画『歓びのトスカーナ』は2017年7月上旬よりシネスイッチ銀座ほか全国で順次公開!
監督:パオロ・ヴィルズィ
出演:ヴァレリア・ブルーニ・テデスキ、ミカエラ・ラマッツォッティ 、ヴァレンティーナ・カルネルッティ、トンマーゾ・ラーニョ、ボブ・メシーニ、セルジョ・アルベッリ
配給:ミッドシップ
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