綾瀬はるか&坂口健太郎初共演『今夜、ロマンス劇場で』が2018年に全国で公開されることが決定した。
本作は、『テルマエ・ロマエ』『のだめカンタービレ』を手がけた武内英樹監督による完全オリジナル脚本のとびきりロマンティックラブストーリー。映画監督を夢見る青年の前に現れた一人の女性・・・。その正体は、彼が長年憧れ続けたスクリーンの中のお姫様だった―。モノクロ映画から現れたお姫様は、モノクロのままの姿で色のある現実世界を体験していく。 “逢いたい”という気持ちが<奇跡>を起こし、出会うはずのなかった二人は次第に惹かれ合っていくが・・・。
映画の中から飛び出してくるお姫様を演じるのは女優・綾瀬はるか。『海街diary』では4姉妹の長女・香田幸を見事に演じ、数々の賞を受賞し、第68回カンヌ国際映画祭でコンペティション部門にも選出された。そして相手役を務めるのは、2014年に『シャンティ デイズ365日、幸せな呼吸』で俳優デビューを果たし、『予告犯』や『ヒロイン失格』、『64-ロクヨン前編/後編』に出演、また「とと姉ちゃん」や「東京タラレバ娘」などTVドラマでの好演が記憶に新しい俳優・坂口健太郎。
そして、ファンタジックな設定でとびきりロマンティックなラブストーリーを手がけるのは、数多くのTVドラマを演出し、「のだめカンタービレ」で世界のドラマの祭典“ソウルドラマアワード”において、日本人として初めて最優秀監督賞を受賞した武内英樹監督。『のだめカンタービレ 最終楽章 前編/後編』で映画監督デビューを果たし、劇場公開作品3作目となる『テルマエ・ロマエ』は国内の映画賞やトロント国際映画祭で実写日本映画で初めてのガラ・プレミア上映作品として招待されるなど海外でも評価を受けた。本作は4月下旬にクランクイン、現在撮影は好調に進み、6月上旬のクランクアップを目指している。
武内英樹監督コメント
本作は、モノクロ映画の中から主人公のお姫様が突然現実世界にやってくる、という設定のため、いかにリアリティを持たせるか、子供っぽくならないよう、大人の演出を心がけています。綾瀬さんには、上品で大人っぽい女性を演じて欲しいと思っています。今までの作品の中で、一番美しい綾瀬はるかを撮りたい、気高くて大人な魅力を出したい、と思って撮影に臨んでいます。坂口さんもとても魅力的で、繊細な演技もさることながら、コメディのセンスがものすごくあると思います。今まで見たことにない、坂口さんの新しい魅力を、新鮮に感じてもらえると思います。二人共とてもピュアながら表現のベクトルが違うので、それぞれが際立ち、二人のマッチングも非常に良いと思います。物語前半の楽しい部分と後半の純粋なラブストーリー部分のギャップがしっかり出て立体的になり、見ている方もびっくりするような展開を味わうことができると思っています。1回で2本映画を観たような、違う種類の映画が不思議と混ざり合って、ラストは感動して劇場を出られるような、そんな作品になると確信しています。
綾瀬はるかコメント
撮影がはじまりまだ数日ですが、何度か共演させて頂いてますキャストのみなさん、そして今回はじめてご一緒するキャストのみなさんと楽しく撮影しています。劇中にチャップリンが語ったとされる「もし本当のロマンスとめぐり逢えたら、きっとこの世界も映画みたいに輝いて見える」という言葉が出てきますが、お客様にロマンチックで輝いてみえる、幸福な一時を感じて頂けるような作品にしたいと思っています。坂口さんは演じられている健司と同じように穏やかで芯のある方で、力を合わせて、お客様の心を揺さぶるような作品になるよう頑張ります。
坂口健太郎コメント
台本を読んで、美雪と健司の愛の形に心を奪われ、心の繋がりの強さに気づかされました。とってもロマンチックで、キュートな映像が撮れていると思うので楽しみにしていてください。綾瀬さんは撮影に入った当初は、現場を楽しくゆったりと泳いでいるような印象を受けましたが、お芝居をしていく中で柔らかい雰囲気の中にすごくしっかりとした芯があって、それが役をより魅力的にしているのだと感じました。
映画『今夜、ロマンス劇場で』は2018年に全国で公開!
監督:武内英樹
出演:綾瀬はるか、坂口健太郎
配給:ワーナー・ブラザース映画
©2018「今夜、ロマンス劇場で」製作委員会