多くの人を感動させたM・L・ステッドマンによる世界的ベストセラーを原作に、マイケル・ファスベンダーとアリシア・ヴィキャンデルが共演。赤ん坊の実の母親役にレイチェル・ワイズと豪華キャストが勢ぞろい。オーストラリア西部の孤島で暮らす灯台守のトムとその妻イザベルは強い絆で結ばれていたが、イザベルは2度の流産に傷ついていた。そんな中、女の子の赤ん坊が乗った謎のボートが流れ着く。4年後、愛らしく育った娘と幸せの絶頂にいた夫婦は、娘の生みの親と偶然出遇う。娘の本当の幸せは?夫婦の愛の行方は?苦悩の果てに二人が選んだ道とは―。
今回、マイケル演じるトムとアリシア演じるイザベルが手紙によって愛を育んでいることがわかる“切なくも甘い”本編映像が解禁された。オーストラリア西部の岬からおよそ160キロメートルも離れた孤島ヤヌス島で灯台守として働くトムは、正式採用の契約のために町に戻り、土地の名士の娘・イザベルと出会う。生命力あふれる美しいイザベルから「手紙を下さる?」と聞かれ「もちろん」と答える。そして灯台に戻り、イザベルを想いながら丁寧に文字をしたためていく。“親愛なるイザベル”で始まるラブレターには、孤島にいるはずもないイザベルの姿を毎日毎晩探してしまうという熱烈な愛のことばが綴られる。正直に“あなたの強さに惹かれる”と告白するトムに対して、イザベルは感動し返事を書く。
寡黙で口ベタなトムも手紙であれば、素直に“この島をあなたに見せたい”“もし来てくれるなら、よき夫として最善を尽くそう”とプロポーズ―。メールもSNSもない時代に、相手のことを思い文字をつづる贅沢な時間にうっとりする愛を感じるシーンとなっている。ニュージーランド南島の人里離れた岬で、限られたクルーたちと共同生活を送りながら撮影を続け、劇中の夫婦のように世間から隔絶した状態で過ごした2人は本作をきっかけに交際に発展する。二人の愛のきっかけとなった名シーンに注目だ。
映画『光をくれた人』は2017年5月26日(金)よりTOHOシネマズシャンテほか全国で公開!
監督:デレク・シアンフランス
原作:M・L・ステッドマン「海を照らす光」(古屋美登里訳/早川書房)
出演:マイケル・ファスベンダー、アリシア・ヴィキャンデル、レイチェル・ワイズ
配給:ファントム・フィルム
2016年/アメリカ・オーストラリア・ニュージーランド/133分
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