世界中で愛されている不朽の名作を21世紀版ハイジとして実写映画化した『HEIDI(原題)』が『ハイジ アルプスの物語』の邦題で8月下旬に全国で公開されることが決定した。

これまでに世界中で約60もの言語に翻訳され、5000万部以上発行されている児童文学「アルプスの少女ハイジ」。そんなハイジを生んだ国スイスが、21世紀版ハイジとして新たな実写映画として製作された本作。ハイジの物語に詰まっている、子供たちが大人になる時に、そして大人になってからも迷った時に心に響くメッセージ。なぜ学ぶことが必要なのか、なぜ人を思いやることが大切なのか、ハイジが笑顔で教えてくれる。ハイジを生んだ国スイスが、今こそ必要だと実感し、情熱とプライドをかけて21世紀版ハイジとして新たなマスターピースを生み出した。ハイジを演じるのは、500人の候補の中から選ばれたアヌーク・シュテフェン。アルムおんじには、名優ブルーノ・ガンツ。新しいと同時に懐かしいハイジの冒険物語が、アルプスの風に乗って日本へやってくる。

アラン・グスポーナー監督コメント

ハイジの物語は子供のころに3作品を観た。70年代のテレビ版、50年代のモノクロ版、それに日本のアニメ版だ。どれもお気に入りだったよ。監督のオファーを受けてまず僕はヨハンナ・シュピリの小説を再読したところ、いろんな問題が詰め込まれたすごくパワーのある社会派ドラマに、すごく引き込まれたんだ。作品の根底には“抑圧からの解放”と“自分の居場所を見つける”というテーマがあることに気付いた。これにはワクワクさせられるし、いつの時代にも通じるとても根源的なテーマだ。

アルプスの山の大自然に囲まれ、ガンコだけれど優しい祖父と楽しく暮らしていたハイジ。ところがある日、大富豪のお嬢様のクララの話し相手として、フランクフルトの都会へ連れていかれることに。足が悪く車いす生活を送っていたクララは、明るく素直なハイジに励まされ元気を取り戻していきます。ハイジとクララは固い友情で結ばれますが、ハイジは日に日におんじの待つアルプスの山が恋しくなってしかたがなくなる―。

映画『ハイジ アルプスの物語』は2017年8月下旬よりYEBISU GARDEN CINEMAほか全国で公開!
監督:アラン・グスポーナー
原作:「アルプスの少女ハイジ」(講談社青い鳥文庫)
出演:アヌーク・シュテフェン、ブルーノ・ガンツ、イザベル・オットマン
配給:キノフィルムズ
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