本作は、復讐と野心と裏切り、そして悲しくも切ない愛。激動の時代を生き抜こうとするギャングたちの生きざまを描いた犯罪ドラマ。「ミスティック・リバー」「シャッター・アイランド」のデニス・ルヘインによる傑作ノワール小説をもとにベン・アフレックが監督・脚本・主演を務める。ベンにとって『アルゴ』以来5年ぶりとなる監督・主演作品。また、デニス・ルへインの原作は、長編初監督作『ゴーン・ベイビー・ゴーン』(2007)以来二度目となる。
今回解禁された本編映像は、激しいガンアクションとカーチェイスに痺れる迫力満点の瞬間を捉えたシーン。第一次世界大戦に出兵したことにより、人生で従うべきルールに意味がないことを悟った主人公・ジョー(ベン・アフレック)は、戦争から戻った後、無法者のような生活を続けます。“誰のルールにも従わない”という自分自身のルールのもと、ちょっとした強盗で生計を立てるジョー。銀行を襲撃したジョーとその仲間を追う警官との激しい銃撃シーンや、お洒落なクラシックカーが盛大にクラッシュするカーチェイスが収められ、クライム映画好きのみならず、アクション好きにはたまらない映像だ。
《狂騒の1920年代》を忠実に描き出した本作では、衣装や美術など細部までこだわっており、本映像に登場するクラシックカーも当時の名車を揃えている。銀行強盗に続くカーチェイスでは、当時の街並みを忠実に再現すべく、当時の建物がほとんど手つかずに残っているというマサチューセッツ州のローレンスで撮影された。ベンはカーアクションシーンの撮影について「この映画のカーチェイスでは(ベンが監督・主演を務めた)『ザ・タウン』とは違うチェイスを目指しました。当時の車を使って理屈抜きの緊迫感を出しました」と語り、さらに「クリスは当時の車の運転に手こずっていました。今では幻のようなギアチェンジが必要なのでそれは悲惨だった・・・」と語り、アクションシーンを含む車のシーンの撮影には苦戦しながらも、どこまでも本物を追及するベンの熱意を垣間見ることができる。物語の終盤にはベンが「追い詰められた登場人物たちの心境に観客を放り込むのが狙いでした」と自負する長尺の銃撃シーンも描かれている。
映画『夜に生きる』は2017年5月20日(土)より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほかに全国で公開!
監督:ベン・アフレック
出演:ベン・アフレック、エル・ファニング、ブレンダン・グリーソン、クリス・メッシーナ、シエナ・ミラー、ゾーイ・サルダナ、クリス・クーパー
配給:ワーナー・ブラザース映画
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