神々とモンスターの新たなる世界へようこそ―。ユニバーサル・ピクチャーズが贈る往年のモンスター映画をリメイクした「ダーク・ユニバース」シリーズが始動する。

ユニバーサル・ピクチャーズによる『魔人ドラキュラ』、『ミイラ再生』、『透明人間』、『フランケンシュタインの花嫁』、『狼男』などのクラシック・モンスター映画が次世代向けにリメイクされ、「ダーク・ユニバース」としてシリーズ化される。ダーク・ユニバースのクリエイティブの中核を担うのは、新シリーズの立ち上げ第一作『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』の監督兼プロデューサーを務めるアレックス・カーツマンと、『ワイルド・スピード ICE BREAK』を手掛けたクリス・モーガン。そして、アカデミー賞を受賞したクリストファー・マッカリーやデヴィッド・コープといったプロフェッショナルが本プロジェクトに参加する。

カーツマンとモーガンは「ユニバーサルから往年のモンスター・キャラクターを現代に甦らせるという話を受けた時、継承した遺産に敬意を払いながら、同時に近代的なアドベンチャー映画にしなくてはいけないという責任を感じた。ぼくらがダーク・ユニバースの構想を練りだしてから、スタジオと仲間達が難題を突き付けつつも支えてくれた。この先もファンを夢中にし続け、新しいシリーズの想像力をかきたててくれればいいなと思っている」とコメント。

今回、シリーズの始動とともに公開された特別映像では、ユニバーサルのクラシック・モンスターシリーズが築いてきた歴史を改めて確認することのできる。ユニバーサルのロゴが黒に染め上げられたモーションロゴにかかるテーマ曲は、『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』やティム・バートン作品の音楽を長年担当するダニー・エルフマンが作曲。このロゴは『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』にて初めて劇場上映される。さらに『ザ・マミー』に次ぐダーク・ユニバースの次回作には『フランケンシュタインの花嫁(仮題)』を予定。『美女と野獣』のメガホンを取ったビル・コンドン監督が手掛ける本作は2019年2月14日(木)に全米公開予定となっている。

ダーク・ユニバース作品は、世界的スーパースターと期待の新星が象徴的なキャラクターに起用されることが特徴。今後のダーク・ユニバース作品のためにスターが集合した写真が今回解禁された。透明人間とフランケンシュタインを演じるのは、共にこの夏『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』に出演している、ジョニー・デップとハビエル・バルデム。2人は『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』で主人公ニックを演じるトム・クルーズと、ヘンリー・ジキル博士を演じるラッセル・クロウ、タイトルロールである呪われた王女ミイラのアマネットを演じるソフィア・ブテラと共に集結した。

これらのダーク・ユニバース作品を繋ぎ合わせるのは、多国籍の人物達から成る秘密組織“プロディジウム” 。謎に包まれた天才ヘンリー・ジキル博士を筆頭に、モンスターという形でこの世に存在する悪を追い、研究し、必要であれば破壊することがプロディジウムの目的であり、どんな政府機関にも属さず、何千年もの間明かされることのない手法で、文明社会と隣り合わせにある悪の存在から人々を守る役目を担っている。ダーク・ユニバースの第一弾作品となる『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』にも登場するこの“プロディジウム”。今後どのような形でシリーズ作品に関わってくるのか、期待が高まる。