今回、本作の大ヒットを記念した“女子会”舞台挨拶にヒロイン・ももを演じる山本美月と、最強最悪の小悪魔・沙絵を演じる永野芽郁が登壇、2人から観客に“桃”のお菓子を直接プレゼントしたほか、“いまだから話せる『ピーチガール』の裏側”エピソードを女子の目線からぶっちゃけトーク、さらに事前に公式サイトを通じて募ったももと沙絵、それぞれのキャラクターに関するテーマについて観客を交えて徹底討論した。
“もも型”のマシュマロを配りながら、観客の間の通路から登場した山本と永野。「女子会なので、女子ならではの会話を楽しんでいきたいと思います!」と笑顔で挨拶した永野。イベントでは《ももの最強ピュアシーン》と《沙絵の最凶最悪シーン》がそれぞれ発表された。
《ももの最強ピュアシーン》の第3位に選ばれたのは「私の一番になって」という山本のセリフ。このシーンの撮影はクランクインから間もないころに撮ったといい「まだ伊野尾君と関係性を築けていない」と笑いを誘った山本。撮影時を振り返った山本は「恥ずかしかったです」と照れ笑いを見せた。「山本さんに『一番になって』って言われたらなっちゃいますよね」という永野に対して、「私の一番は芽郁ちゃん」と仲の良さが伝わる場面もあった。
第2位は「神社でのスリスリお祈り」のシーン、そして第1位に選ばれた「Lポーズ」については「台本を読んだときに本当にやっていいのかなって思った」と照れながら話す山本。細かい指示はなかったようで「全身でやろうと思ったけどそれはかわいくないと思って両手でやった」と明かした。また、プライベートでやりますか?という質問に、「授業中にふざけて男子にウインクしたことがある」と明かした永野。結局無視されてしまったということだが、山本は「ウインクをしたことはないから、いつか使います」と語った。
また、観客から寄せられた“病院の窓から落ちそうになる”シーンについて「見える可能性があったからパンツ選びました。見えてないかな?」と話す山本。「結局シマシマだった気がする」という山本だが、肝心の落下シーンについては「落ちたり、吊るされるのは割と好き」と告白し、場内からは驚きの声が上がった。
《沙絵の最凶最悪シーン》は第3位が「キス動画盗撮&流出事件」、第2位が「とーじ脅迫&略奪事件」、第1位が「ももホテル誘拐事件」と並び、沙絵を演じた永野は「カメラが回ってないときは楽しいのに、沙絵はひどいじゃないですか。自分ひどいと思ってやってました」と罪悪感があったことを明かし、「沙絵は本当に嫌だ」と明かした。また、こういった役を演じることについては「ここまでいくと振り切らないとできない」と答えた永野だが、当事者である山本は「ひどいとは思うけど、どこかかわいいなって思っちゃう。山本は許してましたし、ももちゃんも許してました」と語った。
また、ホテルでの撮影は待ち時間が長かったこともあり、物まね大会をしたり、写真を撮ったりして過ごしたという二人。永野は「お風呂が透けてるから、そこで写真撮ったりして楽しかった!」と明かした。本作で“小悪魔”に徹した永野だが、山本は「こんな芽郁ちゃん『ピーチガール』でしか見られないんで、ありがとうございます!」と笑顔を見えた。最後に、二人は場内の通路を歩き、観客とグリーティングを行い、終始和やかなムードのイベントを締めた。
累計発行部数1,300万部を超える大ヒット少女コミックを山本美月×伊野尾慧(Hey! Say! JUMP)W主演で実写映画化した本作。次々に恋の事件が巻き起こる、急展開で予測不可能な三角関係を描く。見た目は派手だけど中身は超ピュアな女子高生もも(山本)は、真面目で硬派なさわやか男子・とーじ(真剣佑)に片想いしていたが、ある勘違いから学校一のモテ王子・カイリ(伊野尾)に一方的にキスをされ学校中の噂に―。さらに最強の小悪魔・沙絵(永野芽郁)の恐ろしい罠にはまり、ももの恋は絶体絶命―。スリリングで最高にキュンとする、これまでにない恋愛映画が誕生した。
監督:神徳幸治
原作:上田美和「ピーチガール」(講談社「別冊フレンド」刊)
出演:山本美月、伊野尾慧 (Hey! Say! JUMP)、真剣佑、永野芽郁、本仮屋ユイカ、水上剣星、升毅、菊池桃子
配給:松竹
©2017「ピーチガール」製作委員会 ©上田美和/講談社