問題を出題した高校生と山本美月

『ピーチガール』の大ヒット御礼舞台挨拶が5月30日(火)に新宿ピカデリーで行われ、W主演の山本美月、伊野尾慧(Hey! Say! JUMP)が登壇した。

5月20日(土)の公開週には週末興行収入ランキングで実写邦画映画で1位を獲得した本作。今回の上映会は、歓声OK、ツッコミOK、悲鳴もOKの「声援上映」。さらに上映後には本作の大ヒットを記念して、W主演の山本美月、伊野尾慧が登壇し、劇場に来た現役女子高生が出題する“最新高校生常識クイズ”に2人が早押しで答えるなどが盛り上がりを見せた。

観客と同じ回をサプライズで鑑賞していた山本と伊野尾。山本は「カイリが殴られているときに誰かが『がんばれー!』って言ってくれて嬉しいと思いました」と挨拶し、伊野尾は「キスシーンでみなさんが『きゃっ』
と言ったりざわざわしていてちょっと恥ずかしかったです。一緒に楽しめてよかったです」と笑顔を見せた。公開以来ヒットが続く本作だが、山本の親は既に2回鑑賞しているということで「『美月ちゃん上手だったね』って言ってくれました」と照れ笑い。伊野尾は公開後に劇場に見に行ったこともあるということで「違った意味の緊張感がありました」と明かした。

続けて、現役高校生4人が登壇し“最新高校生常識クイズ”が行われた。登壇した高校生を見た山本は「スカート短い・・・」と早くもギャップ(!?)を感じていたようだが、共演者で現役の高校生である永野芽郁と仲が良かったこともあってか順調に正解をつづけた。クイズでは「『かわいい』を表す『○○かわ』という言葉を3つ以上答えてください。」「『おけまる』とはどんな意味?」「10代女子が告白されたときのシチュエーション・手段で一番多いのは?」「初めてメイクした時期・年齢で一番多いのは?」「制服の靴下のかわいい履き方は?」と現役ならではの問題が次々と出された。

「○○かわ」を「きもかわ、ゆるかわ、おにかわ」と3つ答えた山本だが、女子高生から「げろかわ、を最近は使ったりする」と言われ、伊野尾は「かわいいってそんなに種類があるんだね」と驚いている様子。さらに“ピーチガールはなにかわ?”とMCに聞かれた伊野尾は「ピチかわ!」と答え、自身で気に入ったようでその後何度も使っていた。また、「おけまる」の意味を「お風呂にある桶」と答え「銭湯行くとよくあるじゃないですか!あ、おけまる!みたいな!」と答えると、女子高生から「テンション高っ!」と逆に驚かれる場面もあった。さらに劇中での制服の着こなしについて「かわいいと思います」と言われた山本は「よかった!」と笑顔を見せた。

イベントの終盤では、急きょ神徳監督が登壇し「『ピーチガール』と二人を応援したいと思って来た。できることがあればなんでもやりたい」とエールを送った。最後に伊野尾は「今日は“ピチかわ”なみなさんがいらっしゃって本当に嬉しいです。友達や家族と一緒に見に来てくれたら“おけまる”です」とこの日覚えた言葉を使って本作をアピールした。

累計発行部数1,300万部を超える大ヒット少女コミックを山本美月×伊野尾慧(Hey! Say! JUMP)W主演で実写映画化した本作。次々に恋の事件が巻き起こる、急展開で予測不可能な三角関係を描く。見た目は派手だけど中身は超ピュアな女子高生もも(山本)は、真面目で硬派なさわやか男子・とーじ(真剣佑)に片想いしていたが、ある勘違いから学校一のモテ王子・カイリ(伊野尾)に一方的にキスをされ学校中の噂に―。さらに最強の小悪魔・沙絵(永野芽郁)の恐ろしい罠にはまり、ももの恋は絶体絶命―。スリリングで最高にキュンとする、これまでにない恋愛映画が誕生した。

山本美月

山本美月

山本美月

映画『ピーチガール』は全国で公開中!
監督:神徳幸治
原作:上田美和「ピーチガール」(講談社「別冊フレンド」刊)
出演:山本美月、伊野尾慧(Hey! Say! JUMP)、真剣佑、永野芽郁、本仮屋ユイカ、水上剣星、升毅、菊池桃子
配給:松竹
©2017「ピーチガール」製作委員会 ©上田美和/講談社