タイトルにかけて“兄の日”である6月6日に行われた今回のイベント。本作の女性キャストが、劇中で着用した制服で登場する“制服女子会”として、原宿・竹下通りを歩いた後に会場で“ガールズトーク”が行われた。さらにスペシャルゲストとして、挿入歌を担当したLeolaが登場し、劇中歌を生披露するなど会場に集まった多くのファンからは声援が絶えないイベントとなった。
待ちわびたファンからの歓声の中で、劇中の制服姿で登場した5人。大野は「原宿に来るのは久しぶりで緊張しています」と話し、現役の高校生でもある川津は「みなさんと同じ目線でおしゃべりできれば」と笑顔を見せるなど、熱気あふれる会場に圧倒されている様子。この日が“兄の日”であることは「撮影中に“兄の日”だと言って、千葉さんと片寄さんが写真を撮っていたので知りました」と明かした土屋。劇中での“お兄”役である片寄演じる橘はるかについて「妹のことを愛しすぎている素敵な兄」と“妹”らしく紹介した。
以前から仲が良かったという土屋と大野だが、土屋は「出会って5年くらい。(この日も)バスの中で話が止まらなかった」と仲の良さを窺わせた。また、竹下通りを一緒に歩いたことについて「ちょっと女子高生になった気分になって嬉しかった」と笑顔で語り、大野も「貴重な体験ですよね。歩けて幸せでした」と返した。さらに、“今高校生に戻れたら何がしたいですか?”という質問に土屋は「制服ディズニー!」と即答。「リアルタイムで逃して、土屋太鳳一生の不覚。アンケートで何かしたいことありますか?っていうところに地道に書いてる」と明かした。
続けて、女子高生3人が登壇し、キャストに質問するコーナーとなり「映画の中で一番キュンキュンしたシーンはありますか?」という問いに、大野は「お兄がせとかのことを愛しているときの表情がところどころキュンキュンする」と答え、土屋は「演じていると必死すぎてキュンキュンしない」と答えつつ「ドラマでお兄がトレンチコートを着て探偵をしているときのアクションシーンが好き。おもしろい恰好をしているのにシリアスでさすが」とコメント。また、森高、川津、越智の3人はNON STYLE井上の壁ドンシーンについて「ストレートに愛情を表現されているのでかっこいい」「おもしろさもあるけど迫力もあって、楽しく見ていた」と称賛(!?)する場面もあった。
また、「学生時代に憧れの先輩はいましたか?」という問いに「女子高で、恋愛もないし・・・」と寂しそうに語る土屋。話を振られた大野は「中二の時に一個上の応援団をやっている先輩がかっこよすぎて、下駄箱で待ってるよって言われたんですけど、下駄箱まで行って引き返しちゃいました」と中学生ならではのエピソードを明かした。
イベントの終盤では、本作に「コイセヨワタシ」「Your Melody...」の2曲を書き下ろしで提供しているLeolaが登壇。多くの取材陣と観客の前で「コイセヨワタシ」を生披露した。10代が憧れるような甘酸っぱいラブストーリーをポジティブ&ラブリーに描いた本楽曲に土屋は「感動しました!」とコメント、大野は「すごい迫力。ここに入れて幸せ」と笑顔で語った。また、Leolaは「映像を見せていただいていたので勝手に親近感を持っていた。そのままの柔らかい雰囲気で、素敵な方でイメージ通りでした」と土屋らと初対面を果たした。
最後に土屋は「誰かを思うことのすばらしさ、切なさを心を込めて演じたので届いたらいいなと思います」と本作をアピールした。
恋に恋するちょっと恋愛体質な女子高生・橘せとかを見守るイケメン兄・橘はるか、さらに同級生の兄・芹川高嶺がせとかに急接近。突然訪れた人生初のモテキにせとかは戸惑いを隠せず―。“兄系イケメンズ”に愛されまくって大パニックな女子高生役に土屋太鳳が挑戦。映画初出演の片寄涼太は、髪型・制服・ヘッドフォンまで漫画から飛び出してきたかのようなイケメン兄・橘はるかを演じる。芹川高嶺を演じる千葉雄大は、ギャップたっぷりの超ドS・毒舌キャラを熱演する。
【写真/蔭山勝也】
映画『兄に愛されすぎて困ってます』は2017年6月30日(金)より全国で公開!
監督:河合勇人
原作:夜神里奈「兄に愛されすぎて困ってます」(小学館「Sho-Comi」連載中)
出演:土屋太鳳、片寄涼太(GENERATIONS from EXILE TRIBE)、千葉雄大、草川拓弥(超特急)、杉野遥亮
配給:松竹
(C)2017「兄こま」製作委員会
(C)夜神里奈/小学館