池井戸潤の“幻”の長編”と呼ばれていた「アキラとあきら」がオリジナル文庫「アキラとあきら」(徳間書店刊)として発売されるのに合わせてドラマ化。スリリングな展開と重厚な人間ドラマをじっくりと堪能できる全9話。大企業の御曹司として、約束された次期社長という“宿命”にあらがう階堂彬。父の会社の倒産、夜逃げなど過酷な“運命”に翻弄されながらも理想を育んだ山崎瑛。2人の人生は、何かに導かれるように交差する。反抗、親友との別れ、肉親の死、初恋、受験、就職、成功、挫折―。人生のキーワードを盛り込みながら、激動の時代を背景に“宿命”のドラマを描く。彬役を向井理、瑛役を斎藤工がW主演で演じる。
今回、本作が約3か月の撮影を終えてクランクアップし、階堂彬役を演じる向井理と山崎瑛役を演じると斎藤工からコメントが到着した。今年の2月後半に撮影をスタートさせた本作は、春を越えて長期の撮影を経てクランクアップを迎えた。同年代の向井理と斎藤工はプライベートでも親交があり、まるで運命かのように同じ名前の役を演じている。今回で4度目の共演になるが W主演という大役で尚且つしっかりと対峙した芝居はこれが初となる。撮影現場で毎日のように顔を合わせた2人だが「その距離感は作品が終わってもその前も変わらないような関係性」とお互いを尊敬し、信頼し合っている様子が窺える。斎藤が一足先にクランクアップを迎えた午後、先に出番を終えた向井はサプライズで登場し、斎藤を始めスタッフを労った。また、オールアップとなった最終日には斎藤もスケジュールを空けてサプライズで登場し、お返しとばかりに現場を和ませた。
向井理(階堂彬役)コメント
最初に台本を読んだ時に今まで味わったことのない躍動感のある台詞の入り方で特に後半から一気に読んで、台詞がどんどん入っていくのと同時に階堂という人間もだんだん理解していくようになりました。撮影に入ってからは撮影時間が長くなれば長くなるほど充実感が増したので、今は「撮影を終えた」という実感よりもまだ続いていくような感覚があります。
斎藤工(山崎瑛役)コメント
大河ドラマではないですが、幼少期から青年期までをバトンを繋いでいくような大きなエネルギーが集まっている作品に参加したんだなと実感しました。題材からも会議室での撮影シーンは多かったと思いますが、今日は外のロケで気持ちもよくて、非常に後味の良いクランクアップになったなと思います。
さらに、本作の放送に先駆けて放送している「連続ドラマW アキラとあきら」ミニガイド番組「キャスト編」と「ストーリー編」の映像が解禁された。本作をより深く楽しむための充実した内容が詰まっている。「キャスト編」ではW主演を演じる向井と斎藤がお互いのことや共演者について語り、それぞれの役柄などについてもコメントしている。また、「ストーリー編」では“池井戸潤・原作 連続ドラマW作品”としてWOWOWメンバーズオンデマンド配信中の「連続ドラマW 空飛ぶタイヤ」(全5話)、「連続ドラマW 下町ロケット」(全5話)、「連続ドラマW 株価暴落」(全5話)の3作品と合わせ、最新作「連続ドラマW アキラとあきら」の見どころなどもたっぷりと紹介されている。
ミニガイド(キャスト編)
ミニガイド(ストーリー編)
「連続ドラマW アキラとあきら」は2017年7月9日(日)よりWOWOWプライムにて放送開始!(全9話)
※第1話無料放送
※毎週22:00放送開始
監督:水谷俊之、鈴木浩介
原作:池井戸潤「アキラとあきら」(徳間文庫)
出演:向井理、斎藤工、小泉孝太郎、田中麗奈、賀来賢人、木下ほうか、堀部圭亮/松重豊/瀧本美織、永島敏行、尾美としのり、石丸幹二