宇宙開発史の陰に、世界へ夢と希望をもたらした3人の女性がいた―。1960年代初頭、旧ソ連との熾烈な宇宙開発競争での劣勢を覆すため、NASAの頭脳として重要な役割を担った3人の女性が性別や人種を超え、すべての世代を大きな夢へと導いた感動の実話。主演を務めるのはタラジ・P・ヘンソン、オクタヴィア・スペンサー、ジャネール・モネイ、さらにケビン・コスナー、キルスティン・ダンストといった実力派キャストが名を連ねる。監督を務めるのはテッド・メルフィー。本作に深く共感したファレル・ウィリアムスの書き下ろし楽曲が、ポップでポジティブなテイストを添える。
今回、本作の公開日が9月29日(金)に決定し、併せて日本版ポスタービジュアルが解禁された。完成したポスターは、NASAの頭脳として最も重要な役割を担った3人の女性、キャサリン、ドロシー、メアリーが凛とした姿で並ぶ。「宇宙飛行士ジョン・グレンを宇宙空間に送り出し無事に帰還させる」という合衆国の威信をかけた一大事業に、自身の夢を重ねながら全身全霊を捧げた3人が遥かなる宇宙を見上げ、それを支えるかのごとく並ぶ周囲の人物たちからも、確固たる意志と大いなる夢を感じさせる表情が印象的な仕上がりとなっている。
映画評論家による映画レビューサイトRotten Tomatoesでは驚異の93%フレッシュ(5月31日時点)という高評価を獲得し絶賛の声が相次いでいる本作。主演のタラジ・P・ヘンソンは、大きな功績を残しながらも近年までほとんど語られなかった3人の先駆者たちによる心を動かす物語について強く共感したようで「今、私たちは、ジョン・グレンが地球の周りを回った背景に素晴らしい女性たちがいたことを知っているわ。やっと、人々は彼女たちの話を知ることが出来るの。私も“フッド(低所得者層の地域)”で育ったから、あったのは夢だけだった。キャサリンのような女性を演じるチャンスを持てただけで栄誉なことよ」と本作への出演を誇りに感じていることを明かしている。
また、この物語の主人公であり、第89回アカデミー賞授賞式にも登場し大きな話題をさらったキャサリン・G・ジョンソン本人は98歳を迎えた今なお健在であり、自身の半生を描いたこの作品が、今まさにチャレンジに直面している人々への大きなエールとなることを願って「あきらめないで。どんな問題だろうと、解決できるから。女性には解決できる。それに男性にもできるわ、たくさん時間をあげればね」とコメントを寄せている。
今秋、全ての人々に贈る勇気と感動の実話が日本に上陸する。
映画『ドリーム:私たちのアポロ計画』は2017年9月29日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国で公開!
監督:テッド・メルフィー
出演:タラジ・P・ヘンソン、オクタヴィア・スペンサー、ジャネール・モネイ、キルスティン・ダンスト、ケビン・コスナー
配給:20世紀FOX映画
©2016Twentieth Century Fox