約2年ぶりの来日となったキアヌ・リーブス、さらに『マトリックス』ではキアヌのスタンドダブルを務めた経験もあるチャド・スタエルスキ監督が揃って登壇した本イベント。劇場前で行われたレッドカーペットに引き続き、舞台挨拶では、日本歌謡界の生きる伝説、和田アキ子がお祝いに駆けつけた。
観客の間の通路を通って登壇したキアヌとチャド監督。本作の魅力について「独特の世界観があり、アクションもユーモアもある。ほかの作品とは違ったテイストで新しさもある。とにかく楽しい」とアピールしたキアヌ。前作以上のアクションを行うため、本作の撮影にあたり「チャプター2にレベルアップするということで、キアヌをレベルアップするしかなかった」と語るチャド監督は「5か月間みっちりと訓練した」と明かし「柔術、カンフー、格闘、そして落とされたりも・・・。それでもまだ生きてるんですよ!」と話し、場内からは拍手と笑いが起きた。
既に次回作の構想が始まっているというが、キアヌは「作られればいいけど、それは観客のみなさんにかかっています。2を気にいってもらえれば3ができる」と笑顔で語り、チャド監督は「何も言えない」と答えた。また、事前にSNSで募集した質問で、本作で『マトリックス』以来のローレンス・フィッシュバーンとの共演が話題のキアヌだが、その共演について聞かれたキアヌは「『マトリックス』以来仲良くしている。『ジョン・ウィック、よかったよ!』と言ってくれたから、『2に出ない?』と声をかけた」と明かし、チャド監督は「台本を送ったら、1時間で『やるよ!』と返事をもらって、1週間後には撮影に入っていた」ととんとん拍子で話が進んだことを明かした。
続けて、和田アキ子が花束をもって登場。和田を起用した作品は?と聞かれたチャド監督は「ボス役はどう?親分役」と質問し、和田は「役作りがいらないですね!」と笑って返した。また、和田は本作でのキアヌを「銃を選ぶところや、人を殺しに行くときにスーツを新調するところがかっこいい」と大絶賛した。
また、終盤では本作の大ヒットを祈願して、三人で鐘を鳴らす演出が行われ、最後にキアヌは「作品自体が日本のお影響を受けた作品。本作を楽しんでいただけることを願っています。新しい作品で、皆さんに再会したいです!」と本作のアピールとともに、次回作への期待を持たせた。
銃とカンフーを融合したアクション“ガンフー”が話題を呼び、キアヌ・リーブス演じる最強の殺し屋・ジョン・ウィックの復讐劇に全世界が熱狂した前作『ジョン・ウィック』(2014)。前作で殺し屋稼業から足を洗い静かに暮らしていたジョン・ウィックだが、過去の血の契りが彼を逃がしはしない―。前作のキャストに加え、ローレンス・フィッシュバーンが『マトリックス』以来の共演となる。ローマ、ニューヨークと世界を股にかけた死闘がいま、始まる。
映画『ジョン・ウィック:チャプター2』は2017年7月7日(金)よりTOHOシネマズみゆき座ほか全国で公開!
監督:チャド・スタエルスキ
出演:キアヌ・リーブス、コモン、ローレンス・フィッシュバーン
配給:ポニーキャニオン
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