今回解禁されたビジュアル

伝説のボクサーの実話をもとにした衝撃の感動作『ビニー/信じる男』の“狂気のカムバックを見せた戦い”の本編映像と新ビジュアルが解禁された。

世界のスポーツ史上、類をみない超人的なカムバックを目指したボクシングの元世界チャンピオン、ビニー・パジェンサの実話を映画化した本作。巨匠マーティン・スコセッシ監督が製作総指揮、ベン・ヤンガーが脚本・監督を務める。伝説のボクサーのビニー・パジェンサ役をマイルズ・テラー、マイク・タイソンを世界チャンプに押し上げた伝説のトレーナーのケビン・ルーニー役をアーロン・エッカートが演じる。世界スーパーミドル級のチャンピオンだが自惚れ屋のビニーは、ある日、交通事故で首を骨折し瀕死の重傷を負う。選手生命は絶たれたと思う周囲の人間たちは離れていく。だがビニーは、どん底から王座奪還を目指す―。

今回解禁された新しいメインビジュアルは、マイルズ・テラー演じるビニー・パジェンサが計量に向かうシーンを捉えている。ヒョウ柄のガウンに身を包み、気合の入った表情で歩くビニーの姿からは、死の淵から蘇った狂気を感じさせる。また、ビニーの隣には、体重を増量し頭を刈り上げるなど徹底した役作りでトレーナー・ケビンを演じ、普段とは全く異なる姿を見せるアーロン・エッカートも写し出されている。中央に大きく入る原題の『BLEED FOR THIS』は直訳すると《このために血を流す》だが、本作では《命を懸けて戦う》という意味で捉えられる。交通事故で瀕死の大怪我を負いながら、再び世界チャンピオンへのカムバックを目指す本作。『セッション』で狂気のドラマーを演じたマイルズ・テラーが、強い信念と狂気を印象付けるビジュアルだ。

併せて解禁された本編映像では、交通事故で瀕死状態となるも自分を信じ続けトレーニングを積んだビニー・パジェンサが遂に世界のリングに立ち、“石の拳”の異名で世界を震撼させたロベルト・デュランとの一戦の様子を捉えている。アーロン・エッカート演じるトレーナーのケビンがセコンドに付き、7ラウンドで劣勢に追い込まれたビニーに声をかけるシーン。かつて世界チャンピオンだった栄光から、事故に遭い周囲の人間も離れていく中、ハロと呼ばれる4.5キロの固定器具をネジで頭部に固定し、自宅の地下室でトレーニングに励んでいたビニー。ケビンは「俺たちはあのクソ地下室から始めたんだ!!」「お前の意地を見せてみろ、お前の生き様を」「お前の真価を見せろ!!」と強く声をかけ、奮い立たせる。ゴングが鳴り響き、試合は8ラウンド目へ突入していく。ケビンとビニーの絆を感じさせ、ビニーの鬼気迫る表情が観る者の魂を震わせ、胸を熱くさせるシーンだ。

映画『ビニー/信じる男』は2017年7月21日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国で公開!
監督・脚本:ベン・ヤンガー
出演:マイルズ・テラー、アーロン・エッカート、ケイティ・セイガル、キアラン・ハインズ、テッド・レヴィン
配給:ファントム・フィルム
© BLEED FOR THIS, LLC 2016