NYを愛するキャスト・スタッフが立ち上がり生まれた物語『9/11(原題)』が『ナインイレヴン 運命を分けた日』の邦題で9月9日(土)より全国で公開されることが決定した。
アメリカと世界に大きな衝撃をもたらした、2001年9月11日に起きた米同時多発テロ事件。この運命の朝を境に、世界は新たなテロ戦争へと突入する。本作は歴史的な大事件を題材にしつつ、パーソナルな物語にフォーカスすることで、現代の世界が抱えている問題から、家族の愛という人間の深部までを浮き彫りにしていく。主人公・ジェフリー役をニューヨーク出身のチャーリー・シーン、閉じ込められた5人を唯一の通信手段であったインターコム越しに励まし続ける女性をウーピー・ゴールドバーグが演じる。
「16年前、この悲劇を通して、私たちは同じ感情を分かち合いこの国は団結した。でも今私たちはそれを忘れかけています。
だからこそ、いまこの映画、物語に挑戦してみたかったのです」―。マルティン・ギギ監督はそう語り、実話からインスピレーションを得て、“9.11”を題材にした舞台「エレベーター」の映画化を熱望した。
チャーリー・シーン演じるジェフリーは、身勝手なウォール街の権力者だが、迫り来る危機に直面して初めて見せる愛する妻への真摯な愛、混乱するエレベーター内のリーダー格として突破口を探し続ける姿など観る者を釘付けにする入魂の演技に注目だ。 同じくニューヨーク出身のジーナ・ガーションがジェフリーの妻イヴ役を務め、その他ルイス・ガスマン、ウッド・ハリス、オルガ・フォンダ、イヴの母親役に往年の大女優ジャクリーン・ビセットが見事な存在感で華を添え、実力派俳優陣のアンサンブルが織りなす衝撃の感動作が誕生した。
2001年9月11日、ニューヨーク。ワールドトレードセンタービルのエレベーターに偶然居合わせた、実業家のジェフリー(チャーリー・シーン)と離婚調停中の妻イヴ(ジーナ・ガーション)、バイクメッセンジャーのマイケル、恋人に別れを告げに来たティナ、ビルの保全技術者のエディの5人。突如、ビルに飛行機が激突し、彼らは北棟の38階辺りに閉じ込められてしまう。外部との唯一の通信手段はオペレーターのメッツィー(ウーピー・ゴールドバーグ)だけ。恐怖と闘いながら外への逃げ道を探す5人が極限状態で下した決断とは―。
映画『ナインイレヴン 運命を分けた日』は2017年9月9日(土)より新宿武蔵野館、丸の内TOEIほか全国で公開!
監督:マルティン・ギギ
出演:チャーリー・シーン、ウーピー・ゴールドバーグ、ジーナ・ガーション、ルイス・ガスマン、ウッド・ハリス、オルガ・フォンダ、ジャクリーン・ビセット、ブルース・デイヴィソン
配給:シンカ
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