『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』のキックオフイベントが6月19日（月）に都内で行われ、主演の山﨑賢人が登場した。

世界中から注目を集めている大人気原作の実写映画化。その公開日である8月4日まで約1か月半と迫った今回行われたキックオフイベント。主人公・東方仗助を演じる山﨑賢人は劇中で“クールでグレートなリーゼント”を披露しているが、この魅力的なヘアスタイルを普及させるべく「JOJOリーゼント部」が発足。公式サイトで部員を募集し、映画をサポートする映画公認の部活動だが、今回のイベントには山﨑賢人とともに女子中高生の部員たちが、おしゃれリーゼントで集結した。

“小ぶりのリーゼントヘア”で登場した山﨑賢人。会場に集まった300人の“リーゼント部”の女子中高生を目にした山﨑は「女性がやっても素敵な髪形ですね！」と絶賛し、続けて「ビシッと決まる角度があるんです。（やる気のスイッチが）入りますね。行くぜって！」とリーゼントヘアのこだわりを語った。さらに共演者の岡田将生演じる虹村形兆は「高さがすごいんです。僕より高さはあるんですよ、金髪で。あれが似合うのは将生君しかいない」と悔しさをにじませつつ絶賛した。自身の衣装については「こんなにスタイリッシュで格好いい衣装を着れるのはジョジョしかないと思う」というほど気に入っているようで「腰回りがきゅっとしていて、スタイリッシュ。こだわって作っているので、それを着ると『いける！』と思える」とモチベーションアップにもつながっていた様子を明かした。

話が本作のロケ地にもなったスペインの話題になると、山﨑は「めちゃくちゃいい街でした。日本に見えるし見えないし、ジョジョの世界だなと」と振り返り、シッチェスやバルセロナで行われた撮影では「神木君とか真剣佑とはほとんど毎日ご飯を食べに行ってました。あとはサッカーを見に行きました！メッシ、ネイマール、スアレスとかを見た。熱気がすごかったです！」とサッカー経験がある山﨑ならではの過ごし方をしていた様子。さらに現地でサッカーボールを買ったという山﨑は「ビーチが近かったので、神木君と蹴って遊んでました」と楽しんでいたことを明かした。

イベントの終盤では、今回が“キックオフイベント”ということで、山﨑が巨大なボールを集まったファンの方向に向けて蹴ることに。「奇妙ですね、これだけの人の前でボールを蹴ることなんてなかなかない」と緊張した面持ちを見せた山﨑だが、ボールが報道陣を超えて観客の中に落ちると「気持ちよかったです！」と満面の笑みを見せた。最後に山﨑は「友情もあり、人とのかかわりも大切で、まねしたくなるセリフもある。この作品でいろんなものを見れたので、みなさんにも新しい世界を見てほしいと思います」と本作をアピールした。

19世紀末のイギリスを舞台にした第1部から始まる“ジョジョ”と呼ばれる“ジョースター家”の代々の戦いを描く大河ストーリー。今回映画化されるのは第4部「ダイヤモンドは砕けない」。主人公・東方仗助役を山﨑賢人が演じるほか、神木隆之介、小松菜奈、岡田将生、新田真剣佑、観月ありさ、國村隼、山田孝之、伊勢谷友介ら豪華キャストが結集し、スペイン・シッチェスと日本で撮影が行われた。