流されて流されて、なんとなく生きてきた主人公の一目惚れしたイケメン先輩との最高の夏が、大嫌いなヤンキー先輩と空を飛ぶ最悪の夏に―。言いたい放題ツッコミ女子が、最高のドキドキを贈る、恋から始まる最高の夏。『ヒロイン失格』の英勉監督のもと、主演の土屋太鳳を始め間宮祥太朗、高杉真宙、池田エライザら若手注目俳優が集結した本作。
今回、40代以降は絶対爆笑するはず―決め台詞「おーーーー!びっくりやなーーーー!」の轟二郎が、映画『トリガール!』に出演することが発表された。本作の舞台となる「鳥人間コンテスト」の前身「びっくり日本新記録」という番組でチャレンジボーイとして出演していた轟二郎は御年65歳。撮影現場では、轟二郎を知っている世代には響く、あの決めセリフ「おーーーー!びっくりやなーーーー!」というワードをわざとらしく言ってみたり、「記録・・・それはいつも儚い」という、当時の番組ナレーションを急に言い出したりしながら、場を盛り上げたという。その様子を若い世代のスタッフは何のことかわからず、監督を含めた40代以降の男性スタッフには、何かと面白がって笑顔が絶えなかったという話しも聞こえてくる。
本作では、伝説の人物という設定で、彼を検索している場面も描かれ、どのようなキャラクターで登場するのか。空飛ぶ青春エンターテインメント『トリガール!』で披露される轟二郎のスパイシーな出演シーンに期待がかかる。
轟二郎コメント
4年ほど前に、脳出血で倒れて生死を彷徨ったんですが、今はリハビリの事も考えて静岡にいます。映画のオファーは、今静岡で出演しているラジオ番組に届きまして、(「鳥人間コンテスト」が生まれた)「びっくり日本新記録」5年ほどレギュラーをしていたので、オファーを頂いたんだなと思い、「お願いします」と快く言わせて頂きました。映画の撮影は凄く気を使って頂き、前日から琵琶湖のホテルに泊まらせて頂きました。当日は、船に乗ったりして現場まで移動しました。現場に到着してからも、控室で待っていると、外からトンテントンテンとセットを組んでいたり、レールが引かれて、カメラマンが吊るされたり準備をされていたんですが、いざ撮影がスタートすると、5分か10分位で終わってしまいまして、帰りの新幹線の中で、準備は長かったのに撮影は短かったなと、クスクス笑っていました。私自身、まだ映画を観ていないので完成した作品を観るのを楽しみにしています。
映画『トリガール!』は2017年9月1日(金)よりTOHOシネマズ新宿ほか全国で公開!
監督:英勉
原作:中村航
出演:土屋太鳳、間宮祥太朗、高杉真宙、池田エライザ、ナダル、矢本悠馬
配給:ショウゲート
©2017「トリガール!」製作委員会