ユニバーサル・モンスター次世代リメイク第一弾『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』の日本語吹替キャストが発表され、コメントが到着した。

始まりは、古代エジプト。誰よりも気高く美しい王女アマネットは、次期女王として選ばれていたが約束は裏切られ、激しい怒りと力への欲望をため込んだ彼女は闇に堕ち、生きながらにして棺に封印された―二千年の時を経て、発掘された彼女の棺。憎悪を募らせた王女が目覚め、全ての人間たちへ想像を絶する復讐を始める―。主人公ニックを演じるトム・クルーズは、これまでのヒーロー像とは違う“一般人”。王女アマネット役をソフィア・ブテラが演じる。本作は、ユニバーサル・スタジオのモンスター映画を次世代向けにリメイクする「ダーク・ユニバース」第一弾。

今回、本作の豪華声優陣による日本語吹替キャストが発表された。主人公ニック(トム・クルーズ)の吹替えは、長年トムの吹き替えを担当している森川智之が担当。本作でトムは、最強の暗殺能力もスパイ技術も持ち合わせていない“普通の人”という新たな一面を披露するうえ、神に選ばれ、死から蘇る男を熱演。ヒーローらしさは残しつつ、お調子者で誰の指示も受けないアウトローという役柄を表現するため、森川の幅広い演技力がその真価を発揮する。ニックと行動を共にし、呪われた古代エジプト王女の謎に迫る考古学者ジェニー役(アナベル・ウォーリス)には、“七色の声”の持ち主とされ、アニメ作品やさらに報道番組のナレーションなども担当している実力派声優の沢城みゆき。

今後の「ダーク・ユニバース」の中核を担う存在であり、今回の物語のカギを握るジキル博士役(ラッセル・クロウ)には、舞台、ミュージカル、映画やドラマなど俳優として多方面で活躍し、声優としても数多くのハリウッドスターの吹替えを務めている山路和弘。ニックの相棒として金銭目的の墓荒らしを稼業とするヴェイル役(ジェイク・ジョンソン)には、アニメや外国映画の吹替えで活躍する注目の声優・中村悠一。ニックとヴェイルの上官であり、エリート軍人のグリーンウェイ大佐役(コートニー・B・エヴァンス)には、警察学校出身という異色の経歴を持ち、オンラインゲーム「オーバーウォッチ」でトールビョーンの日本語吹き替えを担当している高岡瓶々。ジキル博士の右腕として危険な存在感を発揮しているマリク役(マーワン・ケンザリ)には、ゲーム「ファイナルファンタジーXV」の主人公ノクティス役や、音楽ユニット「OLDCODEX」としても活動している鈴木達央。

森川智之(ニック役)コメント

―出演にあたっての、意気込みや気持ち
 常にチャレンジ精神旺盛なトムですから、それに負けないように強い気持ちで収録しました。
―本作のおすすめポイント
 本作のおすすめポイントはたくさんあります。まずは、いつもと違うお調子者の役柄です。正統派二枚目の彼が、ちょっとお調子者なキャラクターを演じていて、トム・クルーズの演技の幅の広さに驚かされます。そして、今回はバラエティーに富んだアクションが楽しめます。
―今回のトムは最強の暗殺能力もスパイ技術も持ち合わせていない一般人というキャラクターで、これまでのアクション・ヒーロー像とは一味違う役どころでしたが、演じられていかがでしたか?
 等身大の人間を演じることで、人間味のあるキャラクターを演じることができたと思っています。只、普通では終わりませんので、カッコ悪さとカッコ良さのギャップにトムの真骨頂が垣間見えると思います。

沢城みゆき(ジェニー役)コメント

―出演にあたっての、意気込みや気持ち
 こんなに歳上の美人、私で吹き替えられるかなと不安になりましたが、同い歳という事実に衝撃が走りました。個人的になぜか昔から惹かれる、古代エジプトを題材にした作品。ジェニーと一緒になって、世紀の大発見に一喜一憂できることがとても楽しかったです。
―本作のおすすめポイント
 トムと2人の、体当たりスタントなしの飛行機墜落シーンは、そのタフさに「嘘でしょ??」となりました。どこまでがお芝居なのか・・・!お楽しみに。
―ニックにビンタを食らわせたり、「ぶん殴っちゃって!」と応援したり、インテリジェンスでありながらワイルドな一面も持ち合わせるジェニーですが、ご自身と共通する点はありますか?
・・・ぶん殴っちゃって!と声援するくらいなら、自分がぶん殴りに行く派かなと思いましたが、今のところまだ他人にビンタした記憶もないので…、結果ジェニーよりはワイルドではないのかなと思います(笑)・・・自分の興味のあることに没頭して真っ直ぐ突き進んで行ってしまうところは、なんとなく自分にもあるのかなと感じます。

山路和弘(ジキル博士役)コメント

―出演にあたっての、意気込みや気持ち
 このダイナミックな作品、そして久し振りのラッセル・クロウでワクワク。
―本作のおすすめポイント
 ラッセル・クロウが楽しそう。トムとラッセル、2人はプライベートで仲が良いのか、絡んでる時の2人の目の奥が楽しそう。
マニアックなオススメ。
―本作、そして今後シリーズ化される「ダーク・ユニバース」においてもキーパーソンとなる役で、二面性を持つジキル博士ですが、特別に意識した点や難しかった点などはありますか?
 やり過ぎると漫画になるので、抑えて抑えて。今後も私が続けていければ良いけども・・・(-_-;)

中村悠一(ヴェイル役)コメント

―出演にあたっての、意気込みや気持ち
 私自身、幼少期から大好きなトム・クルーズ主演作ということで気持ちも昂ります。今回はトム演じるニックの相棒役ですので、トムの隣に立っているような気持ちで挑ませていただきます。
―本作のおすすめポイント
 ロマンに溢れるドラマです。高いエンタメ性を併せ持っているので、どんな方でもきっと楽しんでいただけるのではと感じています。あととことんトムはかっこいいです!
―ニックの相棒役ですが、冒険心に溢れすぎているニックのような相棒が実際にいたら、とことん付き合いますか?傍観していますか?
 自分ではなかなか選ばない道ですので、ニックのような行動力ある人物から声がかかったらきっと付いていくと思います。現地に着いたら絶対に後悔すると思いますが(笑)

高岡瓶々(グリーンウェイ大佐役)コメント

―出演にあたっての、意気込みや気持ち
 古代エジプト・ファラオ・王女の復讐など・・・とてもワクワクする面白い作品であり、参加できたことを嬉しく思います。この物語が持つ熱量やエネルギーを伝えられればイイですね。
―本作のおすすめポイント
 神秘的で妖艶な女性に追いかけられる。それだけでも満足だけど、謎が謎を呼ぶストーリー、そして迫力のアクション!トム・クルーズが好きで出演作をよく観ますが、これも良作です。
―警察学校出身というご経歴をお持ちですが、ニックやヴェイルのような部下が実際にいたら、どのように指導されますか?
 う~ん、どっちかって言うと、僕もソッチ側なんで。あの頃は教官を困らせる質問をしたり、先輩と口論になったりとか、模範生ではなかったからね。へへ・・・だから、この世界にいます。

鈴木達央(マリク役)コメント

―出演にあたっての、意気込みや気持ち
 ミイラという個人的に好きな題材ということもあり、凄く楽しみにしていました。最新技術を駆使してのマミーにかなりワクワクしながら台本とVTRのチェックをさせていただきました。一視聴者として、完成を見るのが楽しみです。
―本作のおすすめポイント
 トム・クルーズのアクション、ミイラ達の動く様、壮大なストーリー。
息つく暇のないほどのスリリングな展開が魅力だと思います。
―二面性を持つジキル博士がボスという役どころですが、ご共演はいかがでしたか?
 楽しんで演じさせていただきました。部下の役どころという事もあり、ボスが軽く見られないよう、気持ちの芯の太さを意識しながらマイク前に臨ませていただきました。

ニック(森川智之)

ジェニー(沢城みゆき)

ジキル(山路和弘)

ヴェイル(中村悠一)

グリーンウェイ(高岡瓶々)

マリク(鈴木達央)

映画『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』は2017年7月28日(金)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国で公開!
監督:アレックス・カーツマン
出演:トム・クルーズ、ソフィア・ブテラ、アナベル・ウォーリス、ジェイク・ジョンソン、コートニー・B・ヴァンス/ラッセル・クロウ
配給:東宝東和
©Universal Pictures