世界中で社会現象を巻き起こした大ヒット映画の続編『フィフティ・シェイズ・ダーカー』の“歪んだ愛し方しか知らなかったグレイがアナに純愛を誓うドラマティックな”本編映像が解禁された。

巨大企業の若き起業家にしてCEO、女性ならば誰もが憧れずにはいられない超絶イケメンのグレイと、それまで恋の経験がなかった女子大生アナの特異な恋愛模様を過激な描写で描き、世界中の女性を虜にした前作。本作では、官能世界の過激さはもちろん、より深さを増したドラマティックな展開が繰り広げられる。引き続き、アナ役をダコタ・ジョンソン、グレイ役をジェイミー・ドーナンが演じるほか、グレイをSMの世界にひき込み“育てた”女主人・エレナ役をキム・ベイシンガーが演じる。またテイラー・スウィフト、元ワン・ダイレクションのゼイン・マリク、ホセ・ジェイムズなどのアーティストが集結し、映画の世界観を構築する。

アナへの特別な“愛情”に気づいたグレイが特殊なルールを設けず純粋にアナを愛することを約束し復縁に至る本作。しかし、予期せぬ危機が2人に襲いかかり、アナは前作で感じた不安に駆られていく。「私は怖いの。あなたが今まで手に入れてきたものを、私は絶対にあなたにあげられない」と明かすアナにグレイは「あんなマネは二度としないと誓った。僕にとって君はかけがえのない存在だ」と優しい眼差しで答える。そして、そのまま気持ちが動転しているアナの手を取ると、自身の胸元に押し当て「これが僕だ。僕の全て」とアナの心を落ち着かせるように語りかける。

今回解禁された本編映像は、歪んだ愛し方しか知らなかった前作から打って変わり、アナへ心の底からの純愛を誓うグレイと、グレイの歪んだ心に怯えながらも歩み寄ろうとするアナ、まるで“美女と野獣” のような2人が、過去を乗り越え、まさに真の愛を突き詰める姿が収められたロマンティックな映像となっている。

原作者のELジェイムズは、シリーズ第2章にあたる本作について「私にとってはこの物語は典型的な“美女と野獣”なの。見どころは美女が野獣に立ち向かうところ。彼女は優しくて、思いやりがある。彼を癒やすのよ。愛は全てを癒やすの」と、アナとグレイが純粋な愛で結ばれたことにより、ドラマティックに展開する物語を“美女と野獣”にたとえ、またアナを演じたダコタも「ストーリーのなかで人格が完成された彼女は、もうグレイの言いなりにはならない。その上で、彼は彼女のところに戻ってきた。相思相愛の2人は、相違点の折り合いをつける道を探し出さなくてはならない。私たちは、2人の魅惑的な旅路のようなものを目にすることになるのよ」と、アナが一人の女性としてグレイに向き合ったことにより、さらに深化していく2人の恋人関係について語っている。

ドラマティックな赤い糸で結ばれつつある2人を演じたダコタとジェイミーの間にも共演者としての堅い絆が結ばれたようで、ジェイミーは「ダコタの素晴らしいところは、彼女だけが僕がどんな気持ちなのかわかっているし、僕も彼女の気持ちがわかる。物事が上手くいかない日もあるので、ある意味、お互いを必要としてた。僕らは求められるものが多かったし、特に彼女は肉体的に要求されているものが多かった。僕より着るものも少なかったけど、それは2作目で変わってきたかな。でも最初から一緒にいて、自分のことを理解してくれる人が必要なんだ」と、身体を張った過激なシーンを演じることの多い本シリーズの撮影を乗り越える上でダコタの存在が欠かせないものであったことを明かしている。

映画『フィフティ・シェイズ・ダーカー』は全国で公開中!
監督:ジェームズ・フォーリ-
原作:ELジェイムズ「フィフティ・シェイズ・ダーカー」(早川書房刊)
出演:ダコタ・ジョンソン、ジェイミー・ドーナン、リタ・オラ、キム・ベイシンガー、マーシャ・ゲイ・ハーデン
配給:東宝東和
©2017 UNIVERSAL STUDIOS