物語の舞台は19世紀末、エッフェル塔が建設中の花の都パリ。パリ・オペラ座の舞台に立つことを夢見ていた少女は、元バレリーナと運命的に出会い、情熱と勇気を胸に新しい世界に飛び込む。セーヌ川にかかる橋の上、エッフェル塔の下、賑やかなお店でフェリシーは軽やかに跳ね、優雅に踊る―アニメーションだからこそ描けた魔法のようなきらめきと、その躍動感に目も心も奪われる。声の出演に、エル・ファニング、デイン・デハーン、カーリー・レイ・ジェプセンが参加。フェリシーの何度でも立ち上がる明るく前向きな姿に、夢を忘れかけた大人も、夢を追いかけている真っ最中の子供たちも、思わず心が踊り出す―。
今回、幼馴染のフェリシーとともにそれぞれの夢を叶えるため、共に施設を抜け出しパリへと向かう幼馴染ヴィクター役を花江夏樹が演じる事が決定した。ヴィクターの夢は偉大な発明家になること。パリへ行くための脱走計画をフェリシーに持ちかけるヴィクターは、常に大口をたたく明るい性格で、バレエに魅せられ夢中になるフェリシーをそばで励まし、勇気づけてくれる大切な存在。持ち前のユーモアと好奇心で駆け回るヴィクターは、フェリシーが飛び込んだバレリーナ達のいる世界とは違う、パリの街角、建設中のエッフェル塔や市井の人々と触れ合い、新しい世界を切り開いていく。
花江夏樹(ヴィクター役)コメント
―初めての外国語アニメーション映画に出演となりますが、本作のオファーを受けた時のお気持ちをお聞かせください。
嬉しかったですね。(外国アニメーションの吹替えには)元々凄く興味があったので、収録が待ち遠しかったです。
―演じたヴィクターの印象はいかがですか?自分と共通する部分はありましたか?
ヴィクターはおっちょこちょいでお調子者ですが、いざという時に頼りになる、個人的にはとてもカッコイイ男の子だと思います。機械や細かい造形の物が好きなので、ヴィクターの発明品はどれも魅力的ですね。
オリジナル版では、『アメイジング・スパイダーマン2』やPRADAキャンペーンモデルとして抜群の存在感を放つデイン・デハーンが務めているヴィクター。フェリシー役のエル・ファニングとともに魅力的なキャラクターに仕上げているが、日本語吹替え版の土屋太鳳×花江夏樹コンビにも期待がかかる。
映画『フェリシーと夢のトウシューズ』は2017年8月12日(土)より新宿ピカデリーほか全国で公開!
監督:エリック・サマー、エリック・ワリン
声の出演:エル・ファニング、デイン・デハーン、カーリー・レイ・ジェプセン
配給:キノフィルムズ
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