泣いてもいい、笑われてもいい。障害なんて二人で超える。革命は起こせる―。重度の身体障害があり、車椅子生活を送りながら、障害者への誤解を解くために活動するクマと恋に落ちたピンクの髪の美少女ミツは、人格障害を抱えた風俗嬢だった―。主人公のクマをリリー・フランキー、ミツを清野菜名、そばで見守る仲間たちを小池栄子、岡山天音、余貴美子らが演じる。自身も脳性麻痺を抱えつつ障害者の性への理解を訴える活動家・熊篠慶彦の実話にもとづく物語を松本准平監督が映画化。どんな不可能も可能にする、ハチャメチャだけど純粋な、クマとミツの最強のラブストーリーがいま始まる。
今回、本作の予告編映像が解禁された。講演会でクマと運命の出会いを果たしたミツが、彼に大胆告白。恋愛に臆病になっていたクマは当初はミツを相手にしなかったが、それでも諦めないミツからの猛アプローチに徐々にふたりは想いを通じ合わせていく。クマとミツに立ちはだかる壁は高いけれども、二人なら不可能を可能にする―。無謀だなんて、誰が決めた?峯田氏が本作に寄せた「ちいさな星のちいさなふたりが大っきいLOVEを抱きしめる」というコメントも印象に残る映像に仕上がった。
本映像では、峯田和伸(銀杏BOYZ)が映画の予告ナレーションに初挑戦している。ナレーションを担当するに至った経緯は、リリー・フランキーが「クマとミツの関係性にピッタリの曲だから『BABY BABY』を使わせてほしい」と直々に峯田にオファーし、峯田も『パーフェクト・レボリューション』のクマとミツの“最強のふたり”に惚れ込みオファーを快諾。さらには峯田の本作への熱い想いが伝わるコメント付きナレーションも作成され、前代未聞のコラボレーションとなった。エンディングテーマにはチーナの「世界が全部嘘だとしても」、劇中曲には銀杏BOYZの「BABY BABY」が使用されている。
企画・原案は、講演やイベントなどさまざまな活動を通じて、自身も脳性麻痺を抱えつつ障害者の性への理解を訴えつづける活動家・熊篠慶彦。熊篠の長年の友人であるリリーは、彼の活動と生きざまが映画になると聞き、役柄を問わず協力したいといって本作への参加を決断している。
映画『パーフェクト・レボリューション』は2017年9月29日(金)よりTOHOシネマズ新宿ほか全国で公開!
監督・脚本:松本准平
出演:リリー・フランキー、清野菜名、小池栄子、岡山天音、余貴美子
配給:東北新社
©2017「パーフェクト・レボリューション」製作委員会