今回行われたイベントは中高生限定試写会において、福田雄一監督によるトークイベントとして実施された。さらに会場に集まった200人の学生の前に、サプライズゲストとして主演の小栗旬とムロツヨシが登壇し、事前に寄せられた学生からのお悩み相談に答えるなど終始大盛況のイベントとなった。
映画を観終わったばかりの会場に福田監督が登場すると、場内は監督への声援で溢れ「今日はとことん話しましょう!」とさらに会場を盛り上げた福田監督。MCからの振りで“お悩み相談”のコーナーに入ろうとしたところで、福田監督の「一人無理やり連れてきた」という合図とともにムロが登場。この日、福田監督とともにミュージカルの稽古をしていたというムロは「無理やり呼び出されました!」と言いつつ、その盛り上がりに「すごい熱量・・・」と驚いた様子。
イベントでは、観客から寄せられた質問に、福田監督とムロがクロストークのように答えた。福田監督が「つよしに・・・」と言うと、ムロは「(堂本剛とムロツヨシの)どっちのつよし?」と返すなど、常に冗談を交えた回答に、場内は大盛り上がり。福田監督も「(堂本が三味線を弾くシーンで)撮影の2日前に『立って弾いてくれ』って言ったら『何言うとんねん』って怒られました」と明かすなど、撮影時のエピソードも次々と披露。さらに「ムロさん大好き(佐藤)二朗さん大好き」というファンに、福田監督は「吉沢亮よりも二朗?」と驚きを隠せないようで「(佐藤は)酔っぱらうとダジャレしか言わないし、自分で笑う。全然おもしろくないよ!」と納得がいかない様子。
続いての“胸キュンさせてください”という相談の際に、福田監督からの合図で小栗が登場すると、会場の盛り上がりは最高潮に達した。ムロと同じく「同じ稽古場に連れてこられた(笑)」と話す小栗。早速の質問で“入れ替わるならだれになりたい?”という問いに、小栗は「吉沢亮になりたいな。すげー、綺麗な顔してますよ」と答えた。さらに、小栗が首をかしげながら質問者の名前を呼ぶと悲鳴にも近い声援が起こった。
さらに盛り上がりを見せるイベントで、MCが「小栗さんが好きな旬(シーン)は?」と噛むと小栗は「好きな旬かー。そうだなー」と登壇者も大爆笑。この後もイベントでは「ギャグセンの磨き方は?」や「がに股で困っている」という質問に笑いを交えながら答える登壇者。「学校の友達に、ムロさんが好きって言えなくて困ってる」という質問では「質問の意味が分からない」ととぼけた様子のムロが「明日の朝の会で『みんな聞いて、私、ムロツヨシさんのファンです』って(言えばいい)」とアドバイス。質問者に、その場で練習してもらい、最後に「頑張った!」とエールを送った。
最後に小栗は「『夏休みは銀魂だよ』って明日学校で(言ってほしい)。夏休みに入る前に!」と本作をアピールした。
累計発行部数5,100万部を突破する週刊少年ジャンプ(集英社刊)の看板コミック「銀魂」(空知英秋)を実写映画化した本作。脚本・監督を「勇者ヨシヒコ」シリーズの福田雄一が務め、主演の小栗旬をはじめ豪華キャストが集結。江戸時代末期、日本の鎖国を解放したのは、黒船ではなく宇宙船だった―。宇宙からやってきた「天人(あまんと)」の台頭と廃刀令により、かつて隆盛を極めた侍は衰退の一途をたどっていた。そんな時代に侍魂を堅持するちょっと変わった男・坂田銀時と、ひょんなことから出会った新八と神楽が営む万事屋(よろずや)の周りで起こる事件や騒動の数々。果たして、今日はどんな事件が起きるのか?
【取材・写真・文/編集部】
映画『銀魂』は2017年7月14日(金)より全国で公開!
監督・脚本:福田雄一
原作:空知英秋「銀魂」(集英社「週刊少年ジャンプ」連載)
出演:小栗旬、菅田将暉、橋本環奈、柳楽優弥、新井浩文、吉沢亮、早見あかり、ムロツヨシ、長澤まさみ、岡田将生、佐藤二朗、菜々緒、安田顕、中村勘九郎、堂本剛
配給:ワーナー・ブラザース映画
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