始まりは、古代エジプト。誰よりも気高く美しい王女アマネットは、次期女王として選ばれていたが約束は裏切られ、激しい怒りと力への欲望をため込んだ彼女は闇に堕ち、生きながらにして棺に封印された―二千年の時を経て、発掘された彼女の棺。憎悪を募らせた王女が目覚め、全ての人間たちへ想像を絶する復讐を始める―。主人公ニックを演じるトム・クルーズは、これまでのヒーロー像とは違う“一般人”。王女アマネット役をソフィア・ブテラが演じる。本作は、ユニバーサル・スタジオのモンスター映画を次世代向けにリメイクする「ダーク・ユニバース」第一弾。
今回、世界初の“砂”を素材にした彫刻作品を展示する美術館「鳥取砂丘砂の美術館」全面協力の元、劇中で呪われた王女ミイラが封印されている「サルコファガス(石棺)」の砂像(サンドアート)制作が決定し、この夏、東京スカイツリータウン®に出現することが決定した。
水で固めただけの砂の塊を彫る彫刻芸術である砂像は、素材が砂であるため、制作中から完成後も常に崩れる危険が付きまとう。素晴らしい芸術作品でありながら、崩れやすく、その姿を永遠に維持することができない砂像は、その儚さの中に美しさを秘めている注目のアート作品だ。今回、発表されたデザイン画には、本作の象徴であり、タイトルロールでもある「ザ・マミー(ミイラ)」が封印されているサルコファガス(棺)が描かれており、本物と見紛うほどの精巧さで完成されることが期待される。
今回の砂像を制作するのは、「鳥取砂丘砂の美術館」総合プロデューサーである茶圓勝彦氏。鹿児島県南さつま市出身の砂像彫刻家で数々のプロデュース歴を持ち、WSSA(World Sand Sculpting Academy)主催の砂像世界選手権シンガポール大会では優勝を果たすなど、砂像制作の第一人者として、世界各国で活動を行っている。また、2015年には『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の公開を記念して、世界で初めてルーカス・フィルムが公認、ウォルト・ディズニーがデザイン監修に携わった砂像を制作したことでも話題を集めた。
7月7日(金)に行われた鳥取市定例記者会見にて、深澤義彦市長より発表された本情報。深澤市長は「劇中生きたまま封印された王女アマネットの石棺を、鳥取市が協力し、鳥取砂丘の砂を用いて、砂の美術館総合プロデューサー茶圓氏の協力のもと、特別に再現します。砂像のもつ可能性を東京のみなさんはもとより全国、全世界のみなさんにご覧いただきたい」とコメントを寄せている。夏休み真っ只中の東京スカイツリータウン®で展示が決定している今回の砂像は、7月末に予定しているイベントにてお披露目される予定。
『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』砂像
砂像制作者:砂の美術館総合プロデューサー 茶圓勝彦⽒(砂像彫刻家)
制作日程:2017年7月13日(木)~7月23日(日)
砂像設置場所:東京スカイツリータウン® 1階ソラミ坂ひろば
展示期間:7月24日(月)~8月16日(水)
砂像サイズ:高さ0.9m × 幅2m × 奥行3m/総重量10t
映画『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』は2017年7月28日(金)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国で公開!
監督:アレックス・カーツマン
出演:トム・クルーズ、ソフィア・ブテラ、アナベル・ウォーリス、ジェイク・ジョンソン、コートニー・B・ヴァンス/ラッセル・クロウ
配給:東宝東和
©Universal Pictures