初登場第3位となりその後も引き続き話題を呼んでいる本作。今回、土屋太鳳、片寄涼太(GENERATIONS from EXILE TRIBE)、千葉雄大、草川拓弥(超特急)、杉野遥亮の5人が登壇し、映画に関する話はもちろん、兄系イケメンズが理想とする「ドキドキする夏デートプラン」を披露するなど終始盛り上がったイベントとなった。
昨年8月に撮影されたという本作。この日が最後に集まる機会となるかもしれないと聞いた土屋は寂しげな顔を見せつつも、共演者については「存在が大きすぎる。見守っていただいて、言葉で表しきれない感謝の気持ちでいっぱいでした」と満面の笑みを見せた。また、本作が映画初主演となる片寄は「初めてお会いしたときは『こんな大女優の兄役!?』って感じでしたが、覚悟を決めて撮影に臨んで、本当の妹のような関係になったと思います。素敵な出会いをいただけて嬉しい限りです」と共演者に恵まれたことに感謝の気持ちを表し、千葉は「撮影が終わってからも集まってご飯を食べてます。これからも続くと思う」と仲の良さを明かした。
この日、劇中で勝負服”として着ていたトップスを着ていた土屋。劇中で、千葉演じる芹川高嶺が肩ひもを“ピンっ”と外すことから「肩ひもピンって呼んでるんです」と笑いを誘う土屋。千葉は「道理で俺もほどきたくなると思ったんだよ!」と言うと、登壇者からは「こらっ」とツッコまれる場面もあった。イベントでは、兄系イケメンズがそれぞれ考えた“夏デート”を披露することになり、土屋を含めてそれぞれ夏デートにふさわしいファッションで登壇していた。最初に披露した杉野は“海デート”というテーマで、せとか役の土屋とデートシーンを見せたが「片寄溺れそう」と笑いを誘いつつかっこよく決めた。しかし土屋は「男らしくなった。かっこよかったです」と少し母親目線の感想。
千葉は「付き合ってしばらくして倦怠期を迎えている二人のお家デート」という少し凝った設定だったが、千葉は「ほかに好きな奴できたの?」というセリフに続けて「心からせとかの事が好きだから言いすぎちゃった。だからごめんねのキスさせて」というセリフに会場は興奮気味の声援が寄せられた。土屋は「私が倦怠期だったらこの部屋には入れない。でも最後の言葉に愛情を感じて、さすが千葉さんだと思いました」と感心している様子だった。続けて行われた片寄の“夏デート”は劇中と同じようなお祭りデート。「お互い好きだけど付き合ってない、高校3年生」という設定だが、片寄は「おれ留学することにしたからもう会えない。っていうかお前と友達として会いたくないんだよね。次会うときはお前、俺の彼女な」と劇中で演じる橘遥かと同じくストレートなセリフに、土屋も「ずきゅーんってきました!」と興奮気味にコメント。草川も「さすがお兄です。そりゃ勝てない」と3人のイケメンズは負けを認めた。
最後に土屋は「こんなにたくさんの方が『兄こま』を愛してくださっていると実感して嬉しく思っています。演じてきた役ともうすぐさよならをしなければいけませんが、それは別れではなくて、これからもみなさんの心の中で生きてほしいなと思います」とメッセージを送った。
恋に恋するちょっと恋愛体質な女子高生・橘せとかを見守るイケメン兄・橘はるか、さらに同級生の兄・芹川高嶺がせとかに急接近。突然訪れた人生初のモテキにせとかは戸惑いを隠せず―。“兄系イケメンズ”に愛されまくって大パニックな女子高生役に土屋太鳳が挑戦。映画初出演の片寄涼太は、髪型・制服・ヘッドフォンまで漫画から飛び出してきたかのようなイケメン兄・橘はるかを演じる。芹川高嶺を演じる千葉雄大は、ギャップたっぷりの超ドS・毒舌キャラを熱演する。
映画『兄に愛されすぎて困ってます』は全国で公開中!
監督:河合勇人
原作:夜神里奈「兄に愛されすぎて困ってます」(小学館「Sho-Comi」連載中)
出演:土屋太鳳、片寄涼太(GENERATIONS from EXILE TRIBE)、千葉雄大、草川拓弥(超特急)、杉野遥亮
配給:松竹
(C)2017「兄こま」製作委員会
(C)夜神里奈/小学館