『銀魂』の公開を前にした7月11日(金)に熊本・TOHOシネマズはませんで舞台挨拶が行われ、橋本環奈が登壇した。

2016年4月に起きた熊本地震以降営業を停止し、2017年4月20日に全館営業再開をしたショッピングセンター・ゆめタウンはません内のTOHOシネマズはませんで行われた今回の試写会。久々の熊本訪問となった橋本環奈は大きな拍手で迎えれ「熊本に来られて、すごく嬉しいです!初めて映画に出演させていただいた時に撮影した場所が熊本だったので、また来たいなとずっと思っていました」と笑顔であいさつした。

福岡出身で、ゆめタウンのイメージキャラクターを務める橋本は「私がこの“ゆめタウン”さんのイメージキャラクターをさせていただいてることもあって、最初の損壊の報を聞いた時は驚きましたし心を痛めました。熊本地震で甚大な被害を受けられて、この劇場のある“ゆめタウンはません”さん、そしてこの“TOHOシネマズはません”さん、ご不自由な生活をされた方も今日のお客様の中にはたくさんいらっしゃると思いますが、みなさんに心よりお見舞いを申し上げます。関係各位の皆さんのお力で約1年かけてこのように復旧されて。今日来てみて、この復旧は本当に皆さんの努力の賜物なんだなと思いました」とメッセージを送った。

映画については「私は銀魂の中でも元々この“神楽”というキャラクターが好きだったので、出演のお話をいただいた時すごく嬉しかったです」と振り返り、続けて「誰もが知っている人気作で、しかも人気が高い“神楽”だったので、原作のイメージを崩れないようにしたいなと思いました」とプレッシャーを感じた様子も見せたが「豪華キャストで、撮影中も和気あいあいとしていたんですが、この現場の良い雰囲気がそのまま作品にも出てると思います」と作品の完成度に自信を見せた。

最後に「今日はこの震災のご苦労を一時でも忘れていただき、映画『銀魂』を楽しんでいただけたらと思います。今日は本当にありがとうございました」と感謝の気持ちを精一杯に伝えた。

累計発行部数5,100万部を突破する週刊少年ジャンプ(集英社刊)の看板コミック「銀魂」(空知英秋)を実写映画化した本作。脚本・監督を「勇者ヨシヒコ」シリーズの福田雄一が務め、主演の小栗旬をはじめ豪華キャストが集結。江戸時代末期、日本の鎖国を解放したのは、黒船ではなく宇宙船だった―。宇宙からやってきた「天人(あまんと)」の台頭と廃刀令により、かつて隆盛を極めた侍は衰退の一途をたどっていた。そんな時代に侍魂を堅持するちょっと変わった男・坂田銀時と、ひょんなことから出会った新八と神楽が営む万事屋(よろずや)の周りで起こる事件や騒動の数々。果たして、今日はどんな事件が起きるのか?

映画『銀魂』は2017年7月14日(金)より全国で公開!
監督・脚本:福田雄一
原作:空知英秋「銀魂」(集英社「週刊少年ジャンプ」連載)
出演:小栗旬、菅田将暉、橋本環奈、柳楽優弥、新井浩文、吉沢亮、早見あかり、ムロツヨシ、長澤まさみ、岡田将生、佐藤二朗、菜々緒、安田顕、中村勘九郎、堂本剛
配給:ワーナー・ブラザース映画
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