釘宮理恵、朴璐美、本田翼、本郷奏多、佐藤隆太、曽利文彦監督

『鋼の錬金術師』のファンイベントが7月12日(水)に新宿ピカデリーで行われ、映画版に出演する本田翼、本郷奏多、佐藤隆太と曽利文彦監督、アニメ版の声優を務める朴璐美、釘宮理恵が登壇した。

今月初めにLAとパリにおいてファンイベントを開催してきた本作。今回、凱旋イベントとして、マンガ、アニメ、映画すべての“ハガレン”ファンを招待したファンイベントが開催された。第一部の“漫画・アニメの部”では、朴璐美、釘宮理恵、第二部の“映画の部”では、ヒロイン・ウィンリィ役の本田翼、エンヴィ役の本郷奏多、ヒューズ役の佐藤隆太、そして曽利文彦監督が登壇。全メインキャラクターのビジュアルが初披露された。

始まる前から熱気が溢れる会場にアニメ版でエドワード役を務める朴と、アルフォンス役を務める釘宮が登場すると、待ちわびたファンからの大声援に包まれた。「7年経って実写化されるのがすごい」と驚きを隠せない様子の釘宮。作品について朴は「魅力がありすぎて一言では語れない私の中ではバイブルに近いもの」と原作も大事にしている様子を感じさせた。イベントの前半では、朴と釘宮が、それぞれアニメの好きなシーンを選び、そのシーンを振り返ったり、9月より開催される「鋼の錬金術師展」の音声ガイドを務める二人がその一部を生で披露し、その迫力に観客は静かに聞き入っていた。

イベントの後半では、映画版のキャストと曽利監督が登壇。今回、映画の公開を記念したワールドツアーの終着点である東京だが、パリでのキャンペーンに参加した本田は「作品がフランスやロサンゼルスでも愛されてることを実感したツアーでした」と自身も原作ファンである本田は、改めて世界中から愛されていることを感じた様子。また、同じく原作ファンである本郷は「フランスとか行きたかったなという嫉妬の気持ちでいっぱいです」と参加できなかった悔しさをにじませた。

イベントでは、キャラクタービジュアルが初公開されたが、やはりファンの反響は気になっていたようで、拍手喝さいとなった会場に本田は「よかったー!ふう・・・」と安心した様子。撮影では「プレッシャーがあった」という本田は「連載当初から読んでいたファンで、それを自分がやるとなると、嬉しさと不安がまじりあって言葉が出なかった」と振り返った。併せて、入場者プレゼントとして「荒川弘先生描き下ろし特別編コミックス」で7年ぶりに新作エピソードが掲載されることが明かされると、本郷は「すごいですね!わざわざ描いてくれるなんてやばくないですか?読むようと、保存するようで最低二回は行かなきゃですね!」と興奮を隠せない様子だった。

フォトセッションでは、等身大のアルフォンスが登場し、アニメ版でアルフォンスを演じた釘宮が「兄さん!」と興奮気味に話し、これには映画版のキャストや会場に駆けつけたファンからは大きな声援が寄せられ、最後まで盛り上がったイベントとなった。

壮大なスケ―ルと世界観に想像を超えるストーリーで世界を魅了し、“ハガレン”現象を巻き起こした荒川弘原作コミック「鋼の錬金術師」。幼い頃に亡くなった母に会いたいという想いから兄エドと弟アルは“人体錬成”の理論にたどり着くが、それは錬金術師にとって絶対に犯してはならない禁忌だった―。主人公エドを山田涼介、ヒロインのウィンリィ・ロックベル役に本田翼、“焔の錬金術師”の名を持つロイ・マスタング役にディーン・フジオカが名を連ねる。

本田翼、本郷奏多、佐藤隆太

本田翼

本郷奏多

佐藤隆太


映画『鋼の錬金術師』は2017年12月1日(金)より全国で公開!
監督:曽利文彦
原作:荒川弘「鋼の錬金術師」(「ガンガンコミックス」)スクウェア・エニックス刊
出演:山田涼介、本田翼、ディーン・フジオカ、蓮佛美沙子、本郷奏多/國村隼、石丸謙二郎、原田夏希、内山信二、夏菜、大泉洋(特別出演)、佐藤隆太/小日向文世/松雪泰子
配給:ワーナー・ブラザース映画
©2017 荒川弘/SQUARE ENIX ©2017映画「鋼の錬金術師」製作委員会