前野智昭、柿原徹也、増田俊樹

劇場版『KING OF PRISM -PRIDE the HERO-』の大ヒット御礼舞台挨拶が7月15日(土)にユナイテッド・シネマ豊洲で行われ、本作のメインキャラクターの声優を務めた柿原徹也、前野智昭、増田俊樹が登壇した。

6月10日に全国56館で公開され、2週目で興行収入2億円を突破、さらに7月13日現在で興行収入3.5億円、観客動員数22万人を記録している。今回、本作の大ヒットを記念して、メインキャラクターOver The Rainbowを務めた柿原徹也(神浜コウジ役)、前野智昭(速水ヒロ役)、増田俊樹(仁科カヅキ役)の3人が登壇。さらに舞台挨拶の様子は全国の劇場でライブビューイングで中継された。

上映後の熱気が冷めない会場には、30回以上見ているファンも多く駆け付け、チケットは30倍というプレミアチケットとなった今回のイベント。劇中で天才作詞作曲家・神浜コウジ(柿原徹也)、氷上のプリンス・速水ヒロ(前野智昭)、ストリートのカリスマ・仁科カヅキ(増田俊樹)の3人が結成したユニット“Over The Rainbow”。このOver The Rainbowのキャスト3人がキンプリの舞台挨拶に登壇するのは前作を含めて初めてのこと。観客からは「最高!ありがとう!」という声が寄せられる中で、柿原は「どういたしまして」と返し、前野に「おいおい」とツッコまれるなど笑い溢れる舞台挨拶となった。

続けて、音楽の話題となり、速水ヒロが歌う「pride」の再レコーディングが行われたことについて、演じる前野は「難しかったです。さわやかに歌ってみたら、監督にもうちょっとねちっこくしましょうって言われた。一周回って、ねちっこいほうが映えるかもしれませんねって」と振り返り、さらに「2人のサポートがあったおかで。3人で歌いたいですね」と話すと、場内からは割れんばかりの大声援が起こった。

また、今回新曲として登場する「虹色CROWN」について、柿原は「さわやかな楽曲だった」と振り返り「この曲を3人で歌うっていうことはハッピーエンディングで、絆も強くなるんだろうなと言う気持ちで歌わせていただきました」と明かし、前野は「3人で歌わせていただく楽曲は、気持ちのいいメロディーが用意されている。レコーディングは別々ですけど、完成が想像しやすいメンバーなので、別々に録っても一緒に録っているようなクオリティでレコーディングできる」とコメントした。

最後に増田は「直感で楽しむ、意味が分からなくても面白い作品です」と本作をアピール、柿原は「この作品はTVシリーズ「プリティーリズム・レインボーライブ」から始まっています。あの作品の女の子たちによって、Over The Rainbowの三人は成長させてもらったんです。キンプリがどんなにヒットしても、あの子たちの存在は忘れて欲しくないです。今後、何らかのかたちであの子たちと共演したり、お互いのその後の人生を表現出来るような場所があるよう願っています」とメッセージを送った。

2016年1月に公開された劇場版『KING OF PRISM by PrettyRhythm』の新作として描かれた本作。4年に一度開催されるプリズムキングカップの出場を目指すプリズムスタァ候補生たちの前に立ちはだかるエーデルローズ解散の危機。借金返済のためにハリウッドで音楽制作に打ち込むコウジ、カヅキはストリート系の原点を見つめなおし、ヒロは己を高めるために特訓に打ち込む。それぞれの場所で自分自身と向き合い、改めて問われる互いの絆。予想だにしない波乱の中、いよいよプリズムキングカップの幕が開ける―。

【取材・写真・文/編集部】

前野智昭

増田俊樹

前野智昭、柿原徹也、増田俊樹

『劇場版「KING OF PRISM -PRIDE the HERO-」』は2017年6月10日(土)より全国で公開!
配給:エイベックス・ピクチャーズ
©T-ARTS / syn Sophia / エイベックス・ピクチャーズ / タツノコプロ / キングオブプリズム PH 製作委員会