今回、日米完全同時放送を記念して行われた「ジャパンプレミア-スターチャンネル日米完全同時放送!カウントダウンイベント-」。放送を待ちわびたファンの前に、最新シーズンである第七章で重要な役割を握るというブラン・スターク役のアイザック・ヘンプステッド=ライト、日本語吹替え版でアイザック演じるブランの声を担当する声優の福山潤、さらにスペシャルゲストとして安田美沙子が登壇した。
「中世を意識して作ってもらいました」という真っ白なドレスに身を包まれて登壇した安田。今回、出産後初のイベントでの登壇ということだが、産休中は英語の勉強を兼ねて海外ドラマを見て過ごしていたという安田は「主人と夜中まで見ています」と明かし、本作について「世界観がすごすぎる。気になってしょうがないです!」と興奮気味にコメント。
続けてイベントには、劇中でブラン・スターク役を演じるアイザック・ヘンプステッド=ライトが登場すると大歓声で迎えられた。「こんにちは!ありがとう」と日本語で挨拶したアイザック。11歳の頃からブラン役を演じているアイザックは7年間にわたって演じた本作について「ティーンネイジャーをこの作品とともに過ごした。一番変わったのは背が伸びたこと。『ゲーム・オブ・スローンズ』でいろいろ学びましたと振り返り、自身が演じるブランについては「魔法が使えたり、道の力を持っている神秘性がある。謎めいた力があるのは限られたキャラクターなので、その一人に慣れた嬉しいです」と笑顔を見せた。
今回初来日となったアイザックだが、来日してからの2日間では「浅草と魚河岸にも行きましたし、お寿司、刺身、激辛ラーメンも食べて、サンダードルフィン(東京ドームシティアトラクションズ)にも乗りました。(原宿の)カワイインスターカフェにも行きました」と満喫しているよう様子。さらにここで安田から“日本の夏の風物詩”として、本作のサブタイトルをイメージした“氷と炎のかき氷”がプレゼントされ、アイザックはプレゼントを味わっていた。安田はプレゼントのお返しとして「本作の秘密を聞けませんか?」とお願いすると、アイザックは「ネタバレ禁止!」と再び日本語で答え、場内からは拍手と声援が送られた。
ここで、ブランの日本語吹替えの声を演じる福山潤が登壇。アイザックとの夢の競演に、会場は驚きの声と歓声が入り混じった様子で、福山は「ご本人を会う機会を設けていただけるなんて光栄の極み」と緊張している様子を見せつつ、自身が演じている俳優と並んだ。イベントでは、福山が吹き替えた特別映像が流されたが、その映像を観たアイザックは「僕が日本語がうまいという感じになってきました」と冗談を交えつつ「肉体や声の感覚を考慮したうえで、どう伝えていくかを考えている」と明かす福山に、アイザックは「私は日本語が分からないんですけど、どういう気持ちで言ってるかが伝わってきますし、吹替え版にハマりました」と笑顔で返した。
最後に安田は「氷の世界観や中世の洋服も素敵ですし、セクシーなシーンや戦いがあり、いろいろな要素でめちゃくちゃ濃い。大興奮して楽しんでほしい」、福山は「壮大でスペクタクルなドラマと映像美や音楽美で繰り広げられてるだけでなく、苛烈な世界で生きている人間ドラマが魅力だと思います」、アイザックは「時間の設定もなく、何のジャンルかと思わせるくらいいろいろな要素が含まれています。誰でも楽しめるシリーズになっていると思います」と本作をアピールした。
「ゲーム・オブ・スローンズ」は、架空の王国を舞台に複数の名家が繰り広げる壮絶な覇権争いを映画並みのスケールで描き、世界を釘付けにしているスペクタクル巨編。米国のケーブル局HBOが1話につき製作費約1,000万ドルともいわれる巨額を投じ、ジョージ・R・R・マーティンのベストセラー小説「氷と炎の歌」の世界観を壮大な規模で映像化し、現在までに第6シーズンまでが放送されている大ヒットシリーズ。いよいよクライマックスに向けて、大きな盛り上がりを期待させる第七章。世界観をリアルに映像化するため、開始時期を冬に遅らせて撮影を敢行するなど、まさに満を持して登場する。
【写真/蔭山勝也】
海外ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ 第七章:氷と炎の歌」は2017年7月17日(月・祝)よりスター・チャンネルにて日米同時放送開始!
©2017 Home Box Office, Inc. All rights reserved. HBO® and related channels and service marks are the property of Home Box Office, Inc.