今回解禁された場面写真

心を揺さぶる感動の劇場版アニメを実写映画化した『心が叫びたがってるんだ。』のミュージカルシーンの場面写真が解禁された。

2015年9月に公開され、青春時代に誰もが経験したもどかしい気持ちや、言葉の大切さ、音楽の素晴らしさに多くの人々が共感し、大ヒットを記録した劇場版アニメ『心が叫びたがってるんだ。』を実写映画化。主人公・坂上拓実役をSexy Zoneのメンバーで本作が主演映画4作目となる中島健人、ヒロイン・成瀬順役を芳根京子、仁藤菜月役をE-girlsのメンバーで女優としても活躍をしている石井杏奈、田崎大樹役を俳優デビューとなる寛一郎が演じる。メガホンを取るのは『近キョリ恋愛』『君に届け』などを手掛けた熊澤尚人監督。

今回、本作のクライマックスでもあるミュージカルシーンの場面写真が解禁された。本作は「地域ふれあい交流会」の実行委員に任命された4人がミュージカルに取り組み、 それぞれの悩み、そしてほのかな恋心を、「歌」を通して解放していく青春群像劇。そのクライマックスとも言える生徒役のキャストたちのミュージカル練習は、クランクインの約1か月前から始まった。歌の練習、キーの調整、音源の録音、そして振り付けの練習。ダンスが初めてという役者も多く、互いに教え合いながらレッスンは進んでいった。早い段階から参加したのは石井杏奈と寛一郎。ミュージカルでのパートが多く、さらにはチアダンスの練習と準備が最も多かった石井だが「普段のダンスと使う筋肉が違うから筋肉痛になりました」と笑いながらも楽しんでいた。寛一郎はダンス経験がなく、振りを覚えるのに一苦労。みんなから教わることで絆を深めていた。 中島健人も自身のツアーリハーサルの合間を縫ってミュージカル練習に参加し「ずっと一緒に過ごしてきたクラスの空気感は、ある程度本当に時間を共有しないと出せないかなと思ったし、一緒にミュージカルを作る仲間という空気感を出したいと思った」と語る。キャストたちは、練習を重ねるごとにチームワークがどんどんよくなり、その様子はまさに『ここさけ』そのものだった。

物語は、主役の順(芳根京子)が本番当日、「やっぱり歌えない」と消えてしまい、拓実(中島健人)が順を探しに行く展開に―。しかし、舞台は、主役不在のまま幕をあける。そんなミュージカルシーンから、開演直前に仁藤菜月(石井杏奈)と田崎大樹(寛一郎)がクラスメートを鼓舞する場面、歌う菜月、お城をバックにクラスメイトが躍る場面写真、拓実演じる王子の羽根つき帽子が公開された。また、実行委員を拒否し非協力的だった大樹が、「お前なんかまだ人間だからいいじゃねーか!俺なんて玉子だぞ!玉子!」と戸惑っていた玉子役を笑顔で演じる姿も写し出されている。撮影はこのミュージカルシーンが最後となった。キャストたちの熱演に大勢のエキストラの人々から拍手喝采が送られ、無事にクランクアップ。練習を重ね、生身の人間が歌い上げる『悲愴』や『Over the Rainbow』などの名曲の数々が心を揺さぶること必至だ。実写化にあたり、より厚く表現しようと力を注いだミュージカルパートに大いに期待しよう。

今回解禁された場面写真


映画『心が叫びたがってるんだ。』は2017年7月22日(土)より全国で公開!
監督:熊澤尚人
出演:中島健人、芳根京子、石井杏奈、寛一郎
配給:アニプレックス
©2017映画「心が叫びたがってるんだ。」製作委員会 ©超平和バスターズ