犯罪組織の“逃がし屋”として活躍する若きドライバー=通称ベイビーは、iPodで音楽にノって天才的なドライビングテクニックを発揮する。ある日、運命の女の子と出会い足を洗うことを決意するが、そのことを組織のボスに知られ、無謀な強盗に手を貸すことに―。主人公ベイビーには、甘い顔立ちで世界中の女性を虜にするアンセル・エルゴート、ヒロインには『シンデレラ』でみずみずしい演技を見せたリリー・ジェームズ。またベイビーとチームを組むメンバーに、ジェイミー・フォックス、ジョン・ハム、エイザ・ゴンザレス、チームをまとめるボスにヴィン・スペイシと豪華キャストが集結している。
今回、本作のヒロイン・デボラを演じたリリー・ジェームズのインタビュー映像が解禁された。初めてエドガー・ライト監督作品に参加した感想や劇中で流れる音楽、豪華キャストとの共演について熱く語っている。本作の脚本が届いた時の感想について「監督のファンだから脚本が届いて嬉しかったわ。読もうとしたら読みながら音楽が聴けるアプリが付いていたの。車のドアやワイパー音などの効果音までミックスされていたわ。だから、読みながら完全にこの映画の世界に没頭することができたし、こんな脚本は初めてだったわ」と音楽マニアのエドガー・ライトらしいサプライズに感激したようだ。
劇中でも重要な役割を果たしている音楽については「この映画全体が主人公のベイビー(アンセル・エルゴート)自身のサウンドトラックになっている。(彼の)耳鳴りを消すためのね。だから観客は音楽を聴きながら、彼と一緒に世界を見ることになる。すべての物事が音楽に合わせて起こるの。“音楽”がこれほど重要な作品は今まで観たことがないわ。全編を通してミュージカル風で、きっちり振り付けされたシーンもあるの。それに、カーチェイスは全部CGではなく本物よ。だからリアルで危険なの。撮影シーンを見たけどすごく迫力があったわ」と語っている。
さらに豪華なキャスト陣については「どのキャラクターも生き生きとして個性が際立っている。ジェイミー・フォックス、ケヴィン・スペイシーをはじめ、俳優陣がすばらしい。出演できてすごく光栄だわ」と語り、アカデミー俳優たちとの共演を楽しんだ様子。エドガー・ライト監督が自ら“ロックンロール・カーチェイス・ムービー”と評する本作は、大迫力のカーアクション×監督が厳選した全30曲の名曲の数々で送るアドレナリン フルスロットルの1時間53分。全米では6月28日(水)より3226スクリーンで公開され、公開初週の5日間で3000万ドル(約33.7億円、1ドル=112.5円換算)を記録。当初のスタジオ予想1500万ドルを大幅に上回るダブルスコアの成績で、初登場2位を記録した。
映画『ベイビー・ドライバー』は2017年8月19日(土)より新宿バルト9ほか全国で公開!
監督:エドガー・ライト
出演:アンセル・エルゴート、ケヴィン・スペイシー、リリー・ジェームズ、エイザ・ゴンザレス、ジョン・ハム、ジェイミー・フォックス
配給:ソニー・ピクチャーズ・エンターテイメント