クリストファー・ノーラン監督が初の実話に挑んだ『ダンケルク』の陸海空の場面写真が一挙解禁された。

これまでの戦争映画を超えた本作で描かれるのは、相手を打ち負かす“戦い”ではなく、生き残りをかけた“撤退”の物語。容赦なく敵勢が迫るなか、浜辺に追いつめられた若き兵士を案内人に陸海空の3視点で描かれるストーリーが同時に進行する。時間描写において他と一線を画すノーラン監督ならではの緊迫のサスペンスが、IMAXカメラによる迫力の映像で映し出される。1940年5月、フランス北端の町・ダンケルクに追いつめられた英仏40万の若き兵士たち。ドイツ敵軍の攻撃が迫る中、ドーバー海峡に浮かぶすべての船を総動員した史上最大の救出作戦が決行される。

いよいよ7月21日(金)に全米公開される本作。7月18日時点で、米批評家サイト「Rotten Tomatoes」では『ダークナイト』の94%超える批評家評価98%を叩き出した。ノーランが初めて挑んだ実話は、イギリスなら誰もが知る史上最大の救出作戦だ。舞台は1940年、海の町ダンケルク。陸海空から迫りくるドイツ敵軍80万人。浜辺の兵士たちの背後には敵軍が迫り、目の前の海中にはUボート、空からは爆撃機が容赦なく襲いかかる。敵軍の総攻撃はいつ始まるか分からない。刻一刻と変わる絶体絶命の窮地に、英仏軍40万人の撤退作戦が決断された。民間船までもが救助に乗り出し、エアフォースが空からの援護に駆る。爆破される陸・海・空、3つの時間。走るか、潜むか。前か、後ろか。1秒ごとに神経が研ぎ澄まされていく。果たして、若き兵士トミー(フィオン・ホワイトヘッド)は、絶体絶命の窮地から生き抜くことが出来るのか?

今回、解禁された6枚の場面写真では、オーディションによってアレックス役を獲得、俳優デビューを果たした世界で最も有名な新人俳優ハリー・スタイルズ(ワン・ダイレクション)、観客の案内人となる兵士トミー役に皿洗いから大抜擢された新人フィオン・ホワイトヘッドら陸地の兵士たち。自分には果たすべき使命があると、武器を持たずにドーバー海峡を渡りダンケルクへと船で向かう民間人ドーソンに扮したオスカー俳優マーク・ライランス、英国の秘密兵器スピットファイアを駆るパイロット、ファリアを圧倒的な存在感で演じるトム・ハーディのシーンが到着。荒野から空へと舞台を変えた怪優ハーディがどんな演技を披露してくれるのか期待は高まる。さらに、ダンケルクの埠頭で若き兵士40万の状況に危機感を募らせる軍人ボルトン中佐役のケネス・ブラナーのシーンも初公開された。


映画『ダンケルク』は2017年9月9日(土)より全国で公開!
監督:クリストファー・ノーラン
出演:トム・ハーディ、キリアン・マーフィ、ケネス・ブラナー、マーク・ライランス、ハリー・スタイルズ、フィオン・ホワイトヘッド
配給:ワーナー・ブラザース映画
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