鰻和弘、橋本直、ベッキー、森川智之、山路和弘

『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』公開記念イベントが7月24日(月)に東京スカイツリータウンで行われ、ベッキー、銀シャリの鰻和弘と橋本直、森川智之、山路和弘が登壇した。

今回のイベントでは、屋内砂像展示施設「鳥取砂丘 砂の美術館」の総合プロデューサーである茶圓勝彦氏によって制作され、劇中で王女ミイラ・アマネットが5千年もの封印されている棺を精巧に再現した砂像がお披露目された。砂像は、高さ0.9m × 幅2m × 奥行3m、総重量10tに及ぶ。イベントには、呪われた古代エジプト王女・アマネットの日本語吹き替えを担当したベッキー、お笑いコンビの銀シャリの鰻和弘と橋本直、主人公ニック・モートン役の森川智之、ヘンリー・ジキル博士役の山路和弘らが集結した。

砂像までの道に敷かれたレッドカーペットを歩いて登壇したゲスト。ベッキーは、本作では叫ぶシーンが多かったといい「家で叫ぶと誰かが助けに来てしまう(笑)」と練習できなかったことを明かしつつ「新鮮で楽しかった」と今回のオファーを喜んでいる様子。これまでにもトム・クルーズの吹替えを長年担当している森川は「正統派のトム・クルーズが、今回はちょっとチャラい感じのお兄ちゃんみたいに登場する」とこれまでとの違いを明かした。今回声優に初挑戦となった銀シャリの二人だが、鰻は「セリフが少ないと思ってたら多かった!」と驚いた様子で、橋本も「一言くらいかと思った」と思いがけずに本格的な声優デビューとなったことを明かした。

本作を含めて今後、数々のモンスターが登場する“ダーク・ユニバース”が始まるが、鰻は「鰻男をやりたい」と答え、森川に「塩を振っておけば」とツッコまれ「塩かけても小さくならないですよ!」と掛け合いを見せた。また、呪われた王女の封印が破られるという内容にかけて“封印したいほど恥ずかしい思い出”を聞かれたベッキーは「この吹替えをやることが決まって、ハリウッドに住んでいる妹に自慢した。『ソフィア・ブテラの吹替えやるんだ!』って言ったら『あー、友達!言っておくね』って言われて恥ずかしくなっちゃった。(ソフィアが)元ダンサーで、妹がダンサーなので」と思いがけぬハプニングを明かすと、橋本は「妹さんに踊らされましたね」とダンサーに絡めたツッコミを入れた。

さらに森川が担当したニックのセリフを鰻が、山路が担当したジキル博士のセリフを橋本が披露。鰻は森川から「軽く言います。かっこつけないのがかっこいい」とアドバイスをもらい、橋本は山路から「その人の顔をずっと見るのがいい。思い込むのが大事」とアドバイスをもらってから披露したが、結果は「どっちもどっち」とベッキーから評され、橋本は「(ジキル博士を演じる)ラッセル・クロウじゃなくて、本当の苦労でしたわ」と肩を落とした。

最後に鰻は「警官役なんですけど、全国の警官役ファンの方に観てほしい」と笑いを誘い、森川は「熱くてクールで少しお茶目なトムクルーズに会いに劇場まで足を運んでください」、山路は「今回ラッセル・クロウとトム・クルーズが仲良くなったみたいで、これだけ楽しそうにやっているラッセル・クロウを初めて見た。その辺をじっくり観ていただけたら」、ベッキーは「迫力があって楽しいです。ぜひ劇場で!」と本作をアピールした。

また、イベントでは、「鳥取砂丘 砂の美術館」総合プロデューサーである茶圓勝彦氏によって制作された砂像がベッキーの操作によりお披露目された。今回披露された砂像は、茶圓氏と制作補助スタッフ1名で1日10時間作業を行い、11日間で完成させた。同砂像は8月16日(水)まで展示される。

始まりは、古代エジプト。誰よりも気高く美しい王女アマネットは、次期女王として選ばれていたが約束は裏切られ、激しい怒りと力への欲望をため込んだ彼女は闇に堕ち、生きながらにして棺に封印された―二千年の時を経て、発掘された彼女の棺。憎悪を募らせた王女が目覚め、全ての人間たちへ想像を絶する復讐を始める―。主人公ニックを演じるトム・クルーズは、これまでのヒーロー像とは違う“一般人”。王女アマネット役をソフィア・ブテラが演じる。本作は、ユニバーサル・スタジオのモンスター映画を次世代向けにリメイクする「ダーク・ユニバース」第一弾。

ベッキー

銀シャリ(鰻和弘、橋本直)

森川智之

山路和弘


映画『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』は2017年7月28日(金)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国で公開!
監督:アレックス・カーツマン
出演:トム・クルーズ、ソフィア・ブテラ、アナベル・ウォーリス、ジェイク・ジョンソン、コートニー・B・ヴァンス/ラッセル・クロウ
配給:東宝東和
©Universal Pictures