これまでの戦争映画を超えた本作で描かれるのは、相手を打ち負かす“戦い”ではなく、生き残りをかけた“撤退”の物語。容赦なく敵勢が迫るなか、浜辺に追いつめられた若き兵士を案内人に陸海空の3視点で描かれるストーリーが同時に進行する。時間描写において他と一線を画すノーラン監督ならではの緊迫のサスペンスが、IMAXカメラによる迫力の映像で映し出される。1940年5月、フランス北端の町・ダンケルクに追いつめられた英仏40万の若き兵士たち。ドイツ敵軍の攻撃が迫る中、ドーバー海峡に浮かぶすべての船を総動員した史上最大の救出作戦が決行される。
公開3日間で世界興行収入1億ドルを超え、世界47か国でオープニング成績初登場NO.1を獲得した本作。米批評家サイトRotten Tomatoesのファーストレビューでは、批評家評価98%の満足度を叩き出した(7月18日時点)。そして今回、本作で監督・脚本・製作を務めたクリストファー・ノーランの『インセプション』以来7年ぶりの来日が決定した。妻として、そして長編デビュー作からプロデューサーとして長年パートナーを組んでいるエマ・トーマスと共に、8月23日(水)~25日(金)の3日間に渡ってプロモーションを行う。
ノーラン監督は今回の来日について「映画『ダンケルク』は、史実を知らない人にとっては、強烈な体験になるはずです。この並外れた物語を、究極のタイムサスペンスとして描きました。観客たちを戦場に引きずり込み、息もつけない緊迫の状況に追い込む、最高の映像体験になると思います」と日本のファンに向けコメントを寄せ「最新作での来日が実現して嬉しく思っています。数年ぶりなので、とても楽しみにしています。時間があれば、列車で京都にも行きたいです」と親日家ぶりもアピールしている。
キャンペーン中は、ノーラン監督自身がこだわるフィルム上映によるジャパンレミア試写会、ノーラン最高傑作の評価を受けた本作を語る記者会見や、ノーラン・ファンイベントの開催が計画されている。陸・海・空、3つの時間。1秒ごとに神経が研ぎ澄まされていく中で、若き兵士トミーは、絶体絶命の窮地から生き抜くことが出来るのか―。デジタルもCGも極力使わず、本物の戦闘機を飛ばすなど、徹底してリアルにこだわった圧倒的な臨場感と時を刻む音が秒単位の緊迫感を高めるタイムサスペンスを引っ提げて、ノーラン監督は何を語るのか、期待がかかる。
映画『ダンケルク』は2017年9月9日(土)より全国で公開!
監督:クリストファー・ノーラン
出演:トム・ハーディ、キリアン・マーフィ、ケネス・ブラナー、マーク・ライランス、ハリー・スタイルズ、フィオン・ホワイトヘッド
配給:ワーナー・ブラザース映画
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