壮大なスケ―ルと世界観に想像を超えるストーリーで世界を魅了し、“ハガレン”現象を巻き起こした荒川弘原作コミック「鋼の錬金術師」。幼い頃に亡くなった母に会いたいという想いから兄エドと弟アルは“人体錬成”の理論にたどり着くが、それは錬金術師にとって絶対に犯してはならない禁忌だった―。主人公エドを山田涼介、ヒロインのウィンリィ・ロックベル役に本田翼、“焔の錬金術師”の名を持つロイ・マスタング役にディーン・フジオカが名を連ねる。
今回、日本のみならず世界からも注目を浴びる本作の新場面写真を一挙解禁された。焰の錬金術師であり、主人公・アルと弟エドの絆を守るマスタング大佐(ディーン・フジオカ)が、コーネロ教主が持つ賢者の石を手にしたシーン、アルとウィンリィ(本田翼)が“ハガレン”の代名詞でもある機関車での旅の道中で仲良くトランプをするシーン、これらからは監督こだわりの撮影地であるイタリアの風を感じることができる。
本作では、16世紀中ごろの欧州をモデルとする原作の世界観を再現するためイタリアでのロケを敢行。『グラディエーター』(2000)の撮影地としても知られるピエンツァ近郊や、『トワイライト~初恋~』(2008)シリーズが撮影されたヴォルテッラ、世界遺産のシエナやフィレンツェでも撮影され、イタリア国鉄の協力により、現存する100年前の貴重な機関車を貸切り実際に走らせるなど大規模なものとなった。さらに約1年間にも及ぶVFX処理が施され、日本映画におけるVFXとしては、製作期間、総カット数ともに史上最大規模なものになった。
さらに、正確無比な腕前を持つ狙撃手であるから“鷹の目”という異名を持つホークアイ中尉(蓮佛美沙子)が仲間たちと共に銃を構えるシーン、《ホムンクルス》という七つの感情に魂を込めた人造人間の一人“嫉妬”エンヴィ―(本郷奏多)が不気味な様子で闇の中で一人佇むシーン。これらからは、今後起こるであろうエドとアルの兄弟の壮大な旅路に待ち受ける壮絶な死闘を予感できる。本作を手掛けるのはジェームズ・キャメロン監督の下『タイタニック』(1997)のCGを手掛け、『ピンポン』(2002)で日本映画の新たな扉を開いた曽利文彦。最先端のVFX技術を駆使して作り上げた“ハガレン”ワールドが全開だ。
映画『鋼の錬金術師』は2017年12月1日(金)より全国で公開!
監督:曽利文彦
原作:荒川弘「鋼の錬金術師」(「ガンガンコミックス」)スクウェア・エニックス刊
出演:山田涼介、本田翼、ディーン・フジオカ、蓮佛美沙子、本郷奏多/國村隼、石丸謙二郎、原田夏希、内山信二、夏菜、大泉洋(特別出演)、佐藤隆太/小日向文世/松雪泰子
配給:ワーナー・ブラザース映画
©2017 荒川弘/SQUARE ENIX ©2017映画「鋼の錬金術師」製作委員会