フランソワ・オゾン監督最新作『FRANTZ(原題)』が『婚約者の友人』の邦題で10月21日(土)より全国で公開されることが決定した。
映画作家としての円熟期を迎えつつあるフランスの若き名匠フランソワ・オゾン監督の新たな傑作としてフランス国内で大ヒットを記録した本作は、かつてエルンスト・ルビッチが『私の殺した男』として映画化したモーリス・ロスタンの戯曲を大胆に翻案したオリジナルの物語。20世紀初頭のムードをモノクロで表しつつ、時折織り交ぜられるカラーの場面が映画の美しさを高め、謎を深めていく。アドリアンとフランツとはどのような関係だったのか?アドリアンの正体とは?ひとつの嘘を見破るたびに人生の真実へと近づいていく、頭脳と心を揺さぶる極上のミステリーがここに誕生した。アドリアン役には『イヴ・サンローラン』のピエール・ニネ、アンナ役にはパウラ・ベーア。
1919年、戦争の傷跡に苦しむドイツ。婚約者のフランツをフランスとの戦いで亡くしたアンナも、悲しみの日々を送っていた。ある日、アンナがフランツの墓参りに行くと、見知らぬ男が花を手向けて泣いている。戦前にパリでフランツと知り合ったと語る彼の名はアドリアン。アンナとフランツの両親は彼とフランツの友情に感動し、心を癒される。だが、アンナがアドリアンに“婚約者の友人”以上の想いを抱いた時、アドリアンが自らの“正体”を告白する。しかしそれは、次々と現れる謎の幕開けに過ぎなかった―。
映画『婚約者の友人』は2017年10月21日(土)よりシネスイッチ銀座ほか全国で順次公開!
監督・脚本:フランソワ・オゾン
出演:ピエール・ニネ、パウラ・ベーア
配給:ロングライド
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