石井杏奈、芳根京子、寛一郎

公開中の映画『心が叫びたがってるんだ。』の公開記念舞台挨拶が8月2日(水)に新宿バルト9で行われ、主演の中島健人、芳根京子、石井杏奈、寛一郎が登壇した。

本作のメインキャストである中島健人、芳根京子、石井杏奈、寛一郎が“ここさけ”ファンに感謝の気持ちを伝えるべく行われた今回のイベント。イベントでは、キャストに内緒で歌を練習してきた観客が突然歌い出し、本作の重要なミュージカルシーンで流れるオリジナル曲「心が叫びだす~あなたの名前呼ぶよ」(「悲愴」と「Over the Rainbow」を組み合わせた合唱曲)を観客みんなで披露するというサプライズ演出が用意されるなど、ここさけならではの観客と一体となったイベントとなった。

キャスト4人が客席通路から登壇すると、会場に集まった約400人の観客が「心が叫びだす」「あなたの名前呼ぶよ」をサプライズで合唱。突然の出来事に思わず笑顔があふれる4人。中島は「入っていきなりこんなに素敵な歌声に包まれたら幸せですよ」と笑みを浮かべ、芳根も「びっくりしました!けど、みなさんと歌えてうれしかったです」、石井は「すごく幸せ」、寛一郎も「ミュージカルシーンを撮ったときのような感覚。この曲を思い出しました」と笑顔を見せた。さらに中島は「今日という日でこの映画は完成したんじゃないかと思います」と観客からのサプライズは大成功となった。

「素敵な歌声のおかげで、僕らの心も叫びたがってるんだ」とタイトルにかけて挨拶した中島。撮影中は“何回も振り付けが変わる”ということが大変だったと明かした。続けて芳根は、完成披露試写会の時にテルテル坊主を1個作ったが結局雨が降ってしまったことから「リベンジで四個!名札もつけた。寛一郎は“坊主”とか。拓実は“マント”」と4人のテルテル坊主を作ったことを明かし「よかった晴れて」と笑顔を見せた。

キャスト4人がそれぞれのセリフの中で好きなものを披露するコーナーに移ると、中島は「選べないですよ」と言い、寛一郎からのリクエストで「何か伝えたいことがあるなら、歌ってみるのもありかもよ」と劇中のセリフを披露。芳根は「坂上君、坂上拓実君。私、坂上拓実君が好き」という名シーンを再現。続けて石井が「私応援する。成瀬さんのことも、坂上君のことも」と次々と生披露。そして最後に寛一郎は、中島から「やっぱり、“好きだー”だよね」とリクエストされ、芳根も「マイクいらないよね」と寛一郎からマイクを預かり、「成瀬順、好きだーー!」とマイクなしで再現。これには場内から大声援が寄せられた。

最後に寛一郎は「人に伝えたいことをたくさんの人に伝えていく手助けが出来たら嬉しい」、石井は「人生を過ごしていく中で、いつか気づく言葉の大切さを、この映画を観て気づいていただいて、発信する力を与えていけたら」とコメント。芳根は「どの世代の人にも楽しんでいただける作品。家族でおでかけするきっかけになってもらえたら。お友達や大切な人と何度も観に来てもらえたらと思います」と本作をアピール。中島は「今日で舞台挨拶は恐らく終わりです。ちょっと寂しいです。もう一度舞台挨拶をやりたいくらい。このメンバーで『ここさけ』の素敵な部分を発信していきたい」と寂しげに挨拶し「家族間の会話のきっかけの一つになると思う。観ていただいて、明日も明るい笑顔で頑張っていただきたいと思います」とメッセージを送った。さらに芳根と中島は劇場を後にするときに場内に向かって「ありがとうございます!」と響き渡る声で感謝の気持ちを告げた。

2015年9月に公開され、青春時代に誰もが経験したもどかしい気持ちや、言葉の大切さ、音楽の素晴らしさに多くの人々が共感し、大ヒットを記録した劇場版アニメ『心が叫びたがってるんだ。』を実写映画化。主人公・坂上拓実役をSexy Zoneのメンバーで本作が主演映画4作目となる中島健人、ヒロイン・成瀬順役を芳根京子、仁藤菜月役をE-girlsのメンバーで女優としても活躍をしている石井杏奈、田崎大樹役を俳優デビューとなる寛一郎が演じる。メガホンを取るのは『近キョリ恋愛』『君に届け』などを手掛けた熊澤尚人監督。

芳根京子

石井杏奈

寛一郎

芳根京子

歌声に包まれて登場するキャスト


映画『心が叫びたがってるんだ。』は全国で公開中!
監督:熊澤尚人
出演:中島健人、芳根京子、石井杏奈、寛一郎
配給:アニプレックス
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