「人力飛行サークルで目標に向かって一生懸命取り組む姿」を描いた本作にちなんで、日ごろ部活動を頑張っている150人の女子高生を“頑張りガール”として招待した今回のイベント。
土屋太鳳と間宮祥太朗は劇中で人力飛行サークル<TBT>のメンバーが着用している衣装に身を包み、二人乗り自転車で颯爽と登場。劇中ではこのユニフォームを着ることがないという土屋と間宮だが、「初めて着させていただいた」と笑顔であいさつした土屋。イベントでは、土屋が間宮を「祥太朗」、間宮は土屋を「太鳳」と呼び合い、仲の良さを見せたが、これには会場に集まった女子高生からは歓声の嵐。間宮が「歳は太鳳のほうが下なんですけど」と言うと「きゃー!」という声があちらこちらか上がった。
二人が人力飛行機に乗る撮影について「コックピットの中で、セリフの掛け合いが早かった。暑くてビニール袋の中に入っている気持になった」と苦労を明かした土屋。対して間宮は「ダンスのシーンがあるんですけど、踊ることが好きじゃないんです」と明かし「まさかこの作品で踊るシーンが入ってくるとは思わなかった」と苦笑。さらに、ロードバイクのシーンは大変そうに見えるが「スピード出てないほうが安定しなくて危ないと言われた」と楽しんで撮影したようで、土屋も「祥太朗が早いから追いかけて練習していました」と明かした。しかしそんな土屋に対して間宮は「怖いんですよ。自分が走っているときよりも怖い。あっけらかんと走ってるから、転んだらどうするんだよ国民的女優!って」とひやりとしたことがあったことを明かした。
続けて、会場に集まった観客から部活に関する質問が投げかけられた。「悔しい思いや挫折をしたときにどのように立ち上がりますか?」という質問に土屋から「とことん落ち込みます。日記に書くと、なんで落ち込んだか、挫折したのかが分かってくる」とアドバイスが送られ、また、吹奏楽部で最後のコンクールが控えている高校生に対しては「イメージトレーニングが大事かな。イメージトレーニングをして、本番ではなるべく“無”を目指してやりたいと思っています」という土屋。間宮は「準備をして、いろんな演技パターンを考えると安心して英銀をできると言っている人がいる」と言葉を借りてアドバイスを送った。
最後に間宮は「一つの目標である“機体を飛ばす”ことにかける人たちの物語。みんなでひとつのことをやる熱さや、そこにかける熱量、そういうものが汗臭くも甘酸っぱい物語。みなさんが部活を頑張るためのひとつのエネルギーになると思います」と本作のアピールとともに観客にエールを送り、土屋は「学生生活は素敵だと思うと同時に大変でもある。今の自分が将来につながっているか迷うことも多いと思うけど、私は22歳になって、無駄な努力はないと思った。一瞬一瞬を大事にして、青春を生きてください。『トリガール!』はそういった青春が詰まっている映画です」とメッセージを送った。
流されて流されて、なんとなく生きてきた主人公の一目惚れしたイケメン先輩との最高の夏が、大嫌いなヤンキー先輩と空を飛ぶ最悪の夏に―。言いたい放題ツッコミ女子が、最高のドキドキを贈る、恋から始まる最高の夏。『ヒロイン失格』の英勉監督のもと、主演の土屋太鳳を始め間宮祥太朗、高杉真宙、池田エライザら若手注目俳優が集結した本作。
映画『トリガール!』は2017年9月1日(金)よりTOHOシネマズ新宿ほか全国で公開!
監督:英勉
原作:中村航
出演:土屋太鳳、間宮祥太朗、高杉真宙、池田エライザ、ナダル、矢本悠馬
配給:ショウゲート
©2017「トリガール!」製作委員会