UA、村上虹郎

孤児の少女が盲目のギター弾きと旅に出る『ブランカとギター弾き』の公開を記念して長谷井宏紀監督と長年にわたり交友のあるUAと、その息子で俳優の村上虹郎が登壇するトークショー付き上映が決定した。

“お母さんをお金で買う”ことを思いついた孤児の少女ブランカは、ある日、盲目のギター弾きピーターと出会う。歌でお金を稼ぐ孤児の少女ブランカと、盲目のギター弾きの“幸せを探す旅”―。どんな人生にも勇気を持って、立ち向かう価値があることを教えてくれる、心温まる感動作に仕上がった。日本人初のヴェネツィア・ビエンナーレ&ヴェネツィア国際映画祭の出資を得て製作された長谷井宏紀の第一回監督作品がついに日本凱旋。演技初挑戦となるブランカ役のサイデル・ガブデロの美しい歌声と演技力は観る者を強く惹きつける。

今回、本作の長谷井宏紀監督と長年にわたり交友のある歌手のUAと、その息子であり俳優の村上虹郎が<親子>で登壇するトークショー付きの上映が緊急決定した。表現者として活躍し、共に長谷井監督の友人である二人から、どんな話が聞けるのか。UAと村上虹郎の親子二人でのイベントへの登壇は今回が初となる当日のチケットはシネスイッチ銀座劇場窓口にて発売中。

日時:2017年8月7日(月)18:50の回
会場:シネスイッチ銀座(中央区銀座4丁目4−5 旗ビル)
ゲスト:UA(歌手)、村上虹郎(俳優)、長谷井宏紀監督

映画『ブランカとギター弾き』へのコメント

UA

悪にサイズはないにしても、未熟な悪を振る舞わなければならない子供たち。
けれど重要なのは、『ブランカとギター弾き』には、ファンタジーが貫かれていることだ。
子供たちのその振る舞いを罪だと言い切れる大人はいない。
そして何よりも、水晶より美しい羊水からできているブランカの涙は最高のギフトだ。
共振する自分の涙まで浄化されるようだ。表現とはそういうことだと思う。
盲目の男は「映画の中の出来事は全て本当のことなんだ」と言う。小さな奇跡の連続に感謝した。
映画から戦争がなくせるのなら、この世界もそうなるのかもしれないと、信じたくなる作品。
そして、子供たちはもう盗まなくなる。静かな祈りをありがとう。

村上虹郎

スラムを馳け廻る少年少女たち。
お金も家も親も無い彼らなのに、今までに逢ったどこの誰よりも色っぽくて眩しかった。

映画『ブランカとギター弾き』は全国で公開中!
監督・脚本:長谷井宏紀
出演:サイデル・ガブテロ、ピーター・ミラリ、ジョマル・ビスヨ、レイモンド・カマチョ
配給:トランスフォーマー
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