初日限定配布チラシ

本格SF作品の系譜を継ぐ興奮の近未来アクションドラマ『スターシップ9』の公開初日に“初日限定チラシ”が配布されることが決定した。

汚染により死にゆく地球の代わりを見つけるために恒星間飛行の旅に出エレナ。故障したスターシップを訪れたアレックスはエレナが初めて接触する運命の人。しかし、それは大いなる実験の一部だった。人類を救うために選ばれた二人。愛、献身、勇気、希望、決断、それが我々の未来を創る―。本作は近未来的設定を活かした本格SF映画。Netflixの人気ドラマ「ナルコス」のチームが制作を担当。監督は、映画専門誌VARIETYで「注目すべきスペインの若手映画製作者の一人」に選ばれた俊英アテム・クライチェで、本作が長編監督デビューとなる。出演はクララ・ラゴ、アレックス・ゴンザレスといった若手実力派俳優を主人公に配し、ベレン・ルエダ、アンドレス・パラら名優が脇を固める。

今回、本作の公開を記念して初日限定チラシの配付が決定した。8月5日(土)に上映されるヒューマントラストシネマ渋谷とミッドランドスクエアシネマでそれぞれ先着限定配付(入場券1枚に付き1枚)となる。また、シネ・リーブル梅田でも8月26日(土)に限定配布される。

アテム・クライチェ監督は、原案・脚本を務めた2013年日本公開の『ヒドゥン・フェイス』で斬新で緻密に練られた設定と、オカルト映画のように始まりスリラー映画へとジャンルを横断していく手法で、多くの映画通を唸らせ、本作で満を持しての長編監督デビューとなった。そして本作でもまさに観る者を驚かせるネタバレ厳禁の展開が待ち受けている。先日来日したアテム・クライチェ監督と対談したSF映画好きと公言する入江悠監督も「観始めて20分くらいで、“えっー!?”って驚いた。あのアイデアは本当に素晴らしい。僕も『22年目の告白 私が殺人犯です』でドンデン返しというかネタバレしてはいけないことやっているんですけど、この映画もネタバレしないで観たほうがいい。凄い細かいことが90分の中に凝縮されていて。現代のSF映画のエッセンスが凄く凝縮されている」と驚きと共に称賛を惜しまなかったが、さらに驚くことに、監督はSF作品には必須とも思えるCGを本作で「ほぼ使わなかった」と語る。そして本作について「完全なSF映画というジャンルには位置付けられない」と説明している。

映画『スターシップ9』は2017年8月5日(土)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国で順次公開!
監督・脚本:アテム・クライチェ
出演:クララ・ラゴ、アレックス・ゴンザレス、ベレン・エルダ、アンドレス・パラ
配給:熱帯美術館
© 2016 Mono Films, S.L./ Cactus Flower, S.L. / Movistar +/ Órbita 9 Films, A.I.E.