池井戸潤の“幻”の長編”と呼ばれていた「アキラとあきら」がオリジナル文庫「アキラとあきら」(徳間書店刊)として発売されるのに合わせてドラマ化。スリリングな展開と重厚な人間ドラマをじっくりと堪能できる全9話。大企業の御曹司として、約束された次期社長という“宿命”にあらがう階堂彬。父の会社の倒産、夜逃げなど過酷な“運命”に翻弄されながらも理想を育んだ山崎瑛。2人の人生は、何かに導かれるように交差する。反抗、親友との別れ、肉親の死、初恋、受験、就職、成功、挫折―。人生のキーワードを盛り込みながら、激動の時代を背景に“宿命”のドラマを描く。彬役を向井理、瑛役を斎藤工がW主演で演じる。
東海旭商会社長で次弟・階堂晋役の木下ほうか、東海旭観光・社長で末弟・階堂崇役の堀部圭亮。長兄の一磨を出し抜こうと何かと企てる絵に描いたような2人の悪役ぶりは、大きな話題となっていえう。今回、ファンの期待に応えるべく“ススムとたかし”コンビの特別パロディ版ビジュアルが制作された。本家のビジュアルと同様のポージングに加え、“ススムとたかし”と、兄弟の存在感をしっかりと打ち出したタイトル(!?)が堂々の佇まい。さらに、“大企業の後継者になれず、兄への嫉妬に人生を狂わされてきた次男”と、“二人の兄とは違い、背負うものなく自由に生きてきた三男”、それぞれに相応しいキャッチコピーがあしらわれ、2人の生き様と心の叫びを代弁するかの内容に、図らずも応援してしまうこと間違いなしの仕上がりだ。
木下ほうか(階堂晋役)コメント
―ビジュアルを見ての感想
こっちですこちらが正式なポスターですよ~
―今後を楽しみにしている視聴者に対して
ここからです。この後から、想像を絶する本当に面白いドラマが始まります。長い長い前説、申し訳ございませんでした。以後、晋と崇にご注目いただき、本格的な『アキラとあきら』をお楽しみください。
堀部圭亮(階堂崇役)コメント
―ビジュアルを見ての感想
この骨太な作品にして、この遊び心!作品の懐の深さを感じます。そして同時に、この二人が原作の池井戸さんはじめ、関係者、視聴者の皆さんに本当に愛されていたのだと実感いたします。いつの日か、この二人が暗躍するスピンオフを見てみたい!そんな「パロディがパロディで無くなる日」を夢想 しつつ、オファーお待ち申し上げます♪
―今後を楽しみにしている視聴者に対して
階堂家の“ダークサイド”ススムとたかし。ほうかさんとの次男・三男コンビを、ボク自身本当に楽しませて頂きました。欠陥だらけのこの二人。ですが、とても人間臭くて憎めません。アキラとあきらに立ちはだかる“ダークヒーロー”として、最後まで引っ掻き回してやりますよ!
池井戸潤(原作)コメント
悪役は書いていてとても楽しいですが、晋と崇の兄弟も、その残念ぶりにスイスイ筆が進みました。木下さんと堀部さんのキャスティングも、イメージにぴったり。 お二人の演技を拝見するのをいつも楽しみにしています。
「連続ドラマW アキラとあきら」はWOWOWプライムにて放送中!(全9話)
※毎週22:00放送開始
監督:水谷俊之、鈴木浩介
原作:池井戸潤「アキラとあきら」(徳間文庫)
出演:向井理、斎藤工、小泉孝太郎、田中麗奈、賀来賢人、木下ほうか、堀部圭亮/松重豊/瀧本美織、永島敏行、尾美としのり、石丸幹二