松竹ブロードキャスティング オリジナル映画製作プロジェクト第6弾『鈴木家の嘘(仮)』が製作決定し、ヒロインと出演者のオーディションを兼ねたワークショップが開催されることが決定した。
“作家主義”・“俳優発掘”をテーマに沖田修一監督『滝を見にいく』(2014)、橋口亮輔監督『恋人たち』(2015)、坂下雄一郎監督『東京ウィンドオーケストラ』(2016)などを生み出してきた松竹ブロードキャスティング。本作は、そのオリジナル映画プロジェクト第6弾として、橋口亮輔監督(『恋人たち』)、石井裕也監督(『舟を編む』)、大森立嗣監督(『セトウツミ』)ら、数多くの作品で助監督を務めてきた野尻克己の満を持しての劇場映画監督デビュー作。引きこもりの長男の突然の死に直面した鈴木家の混乱と再生を、笑いと涙で綴った野尻監督によるオリジナル脚本。メインキャストとして、鈴木家の家長である父役を岸部一徳、母役を原日出子、長男役を加瀬亮、叔母役を岸本加世子が演じることが決定。
今回、既に決定しているキャストに加えて、本作のヒロインとなる鈴木家の長女・富美役(18~25歳の女性)と、鈴木家にまつわる様々な登場人物(10~70代の男女)を合わせて約20名を選出すべく、オーディションを兼ねた俳優ワークショップが開催される。応募締切は、2017年8月31日(必着)。詳細は ワークショップ応募サイトにて。
岸部一徳 コメント
初監督、自分の思ったとおりの映画を撮ってください。楽しみにしています。
原日出子 コメント
夫婦にも親子にも何かしら嘘はあるもの。それが愛情に溢れた優しい嘘なら 時に真実よりも美しいと思えます。
野尻克己監督 コメント
『家族』とは何か、知りたくてこの脚本を書いた。私は目撃したい。そこに見える本当の家族の風景を。
映画『鈴木家の嘘(仮)』は2018年公開予定!
監督・脚本:野尻克己
出演:岸部一徳、原日出子、加瀬亮、岸本加世子ほか