一人の天才バレエ少女の輝かしくも数奇な運命を描いた話題のフランス・グラフィックノベルの映画化した本作。貧しい家庭環境で育ちながらも、ボリショイ・バレエ団のバレリーナを目指していたポリーナが、ある日コンテンポラリーダンスと出会ったことで彼女の運命が大きく変わっていく。監督はドキュメンタリーやショートフィルム、長編映画など幅広いジャンルの作品を手掛けているヴァレリー・ミュラーと、自身もバレエダンサーでありコンテンポラリーダンスの振付家としても世界で活躍するアンジュラン・プレルジョカージュが共同で担当。
今回、本作の予告編とポスタービジュアルが解禁された。ミステリアスな雰囲気漂う予告編では、厳しい規律の多いバレエの道を進み、ボリショイ・バレエ団への入団を目標としていたポリーナがコンテンポラリーダンスと出会い、「他人のフリを真似るのはイヤなの」と、自身を表現することに目覚めていく様子が映し出されている。数々の出会いと別れを繰り返す中で、彼女が見つけた“夢の先のステージ”とは何か―。クラシックバレエとコンテンポラリーダンスという2つのダンスシークエンスが楽しめる本作。ダンサーとしていくつもの舞台経験を持つ名女優ジュリエット・ビノシュも登場し、華やかなダンス界の光と闇を描き出した物語はダンスファンのみならず映画ファンをも唸らせる仕上がりとなっている。
ボリショイ・バレエ団のバレリーナを目指すロシア人の女の子ポリーナ(アナスタシア・シェフツォワ)は、厳格な恩師ボジンスキー(アレクセイ・グシュコフ)のもとで幼少の頃から鍛えられ、将来有望なバレリーナへと成長していく。かの有名なボリショイ・バレエ団への入団を目前にしたある日、コンテンポラリーダンスと出会い、全てを投げ打ってフランスのコンテンポラリーダンスカンパニー行きを決める。新天地で新たに挑戦するなか、練習中に足に怪我を負い彼女が描く夢が狂い始めていく。ダンスを通して喜びや悲しみ、成功と挫折を味わい成長していく少女。彼女が見つけた自分らしい生き方とは―。
映画『ポリーナ、私を踊る』は2017年10月28日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国で公開!
監督:ヴァレリー・ミュラー&アンジュラン・プレルジョカージュ
原作:バスティアン・ヴィヴェス「ポリーナ」(小学館集英社プロダクション刊)
出演:アナスタシア・シェフツォワ、ニールス・シュナイダー、ジュリエット・ビノシュ、ジェレミー・ベランガール、アレクセイ・グシュコフ
配給:ポニーキャニオン
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